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グリーンブック [アメリカ映画 賞受賞]

アメリカ映画「グリーンブック」(Green Book)を観ました。

グリーンブック [Blu-ray]

グリーンブック [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2021/08/04
  • メディア: Blu-ray

2018年の作品。IMDb評価は8・2。アカデミー賞作品賞、助演男優賞(マハーシャラ・アリ)、脚本賞の3部門で賞受賞。実話を基にした映画。1960年代の黒人用旅行ガイドブック=グリーンブックを頼りに、黒人ピアニストが南部へ出向き演奏旅行し、白人運転手と心を通わせる物語。素敵な映画でした。

カーネギーホールの上に住み、ホワイトハウスにも招待されピアノ演奏するほどの有名で実力のあるドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)だが、自らの意志でわざわざ黒人に偏見のある南部へ赴き、演奏会を開くことに。その際、ナイトクラブ・コパカバーナの用心棒であったトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)を運転手として雇う。まっすぐで上品、落ち着き洗練されインテリのドクターと、いつも煙草をふかし言い間違えも多くがさつなトニーの二人がいつしか距離を縮めていきます。当時の黒人への差別が一つ一つ丁寧に描かれていました。南部では演奏用のピアノの上にごみが乗っていたり、バーで飲んでいて絡まれたり、トイレも別、紳士服店で試着を断われ、招かれた演奏者であるにもかかわらずレストランで食事もできず、黒人だけが夜の外出が禁止され夜の車移動もままならない…。元用心棒のトニーはドクターに起こることを目の当たりにして守ります。

ケンタッキーフライドチキンが出てきて頬張ったり、名犬ラッシー、アレサ・フランクリン、リトル・リチャードなど当時の流行りの名前が出てきたり。またトニーが旅先で自分の奥さんに手紙を書くのですが、ドクターの指導の下に書いて奥さんをメロメロにしてるのが可笑しかったです。トニー演じたヴィゴ・モーテンセン、すっかり太って貫禄あって全然わかりませんでした。昔、彼の映画「オーシャン・オブ・ファイア」の試写会でヴィゴ・モーテンセンが来日して舞台挨拶したのを観たことがありました。調べてみたら2004年のことなのでもう18年も経っていました。ふた昔も経てば顔かたちも変わってしまいます。「グリーンブック」はいい映画でした。特に助演男優賞獲ったドクター演じたマハーシャラ・アリの品のある演技が素敵でした。naonaoお勧め度★★★★★

nice!(15)  コメント(2) 
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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-05-14 00:24) 

naonao

>To the person who commented in English in my blog,
I am so sorry to deleted your comment cause you leads to a certain home page in Korean language, which I don't understand your intention and I am so uncomfortable.
Please stop this,and I hope you enjoy my blog simply.
Thanks.
by naonao (2023-11-01 16:01) 

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