猟奇的な彼女 in NY

 「猟奇的な彼女　in NY」を新宿明治安田生命ホールで観てきました。

 どうやらDVDが発売されるそうでその発売記念試写会でした。

猟奇的な彼女 in NY [DVD]

• 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
• メディア: DVD

サプライズゲストもいて、石田純一が現れました。日本ロマンチスト協会からこの映画がとってもロマンティックだとのことで、第一号に認定され、その上、石田純一が「ロマンス宣教師」としてロマンスエグゼクティブ名刺を授与されていました。日本ロマンチスト協会って一体何!?って感じですが・・・。帰りにはこの石田純一の名刺まで渡されました。

ところで肝心のこの「猟奇的な彼女　in NY」ですが、韓国版の「猟奇的な彼女」があまりに良かったので、ふたつを比べてしまうとやはり私は韓国版のほうに軍配が上がるのですが（コミカルなチャ・テヒョンやパワフルなチャン・ジヒョンの名コンビぶりにはどうしたってかなわないでしょう）、NY版は場所がNYであること、猟奇的な彼女がなぜか結構な金持ちの娘であることなどから何となく韓国版にはない華やかさ、優雅さ、洗練さがあり、その点では素敵でした。でもコミカルさがあまりないのはやはり残念。もちろん韓国版を知らない人が観たら、ストーリーが抜群なのでそれなりにいいでしょう。石田純一は大感激して大絶賛してましたが、彼は以前ダニエル・コビアルカのコンサートの司会のときにも大感激して大絶賛していたので、何でも感激して大絶賛する人なのかもしれないなあと思いました。

久々に本家の「猟奇的な彼女」が観たくなりました。

猟奇的な彼女 [DVD]

• 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
• メディア: DVD

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追記：

私のブログ経由でアマゾンの広告から商品を買っていただいた皆様のお陰で、今年も1700円ほど貯まり、メールでアマゾンのギフト券が送られてきました。それで、ちょっとお金を足して、こちら↓を注文。何だかブログを書いてるご褒美のようで、すごく嬉しいです。マンゴー大好きなので、これから毎日楽しみに飲みたいと思います。皆様、ありがとうございました。またご馳走様です。

(お徳用ボックス) 充実野菜 マンゴーミックス 紙200ml×24本

• 出版社/メーカー: 伊藤園
• メディア: Grocery

この1，2週間風邪をひき、仕事も忙しくてブログどころではなかったのですが、今は快復し、やっとブログも書く気力が出てきました。年末になると必ず風邪をひく私ですが、ここ2，3年はアメリカンインディアンのハーブのエキナセアを風邪をひきそうだというときに飲んでいて、風邪をひかずに済んでいたのですが、今回はその機会を逸し、とうとう風邪をひきました。まあ、年に一度くらい風邪ひくのも悪くないのですが・・・。皆様もどうぞ風邪などひかずにお過ごしください。
 

P.S.アイラヴユー

「P.S.アイラヴユー」を有楽町朝日ホールにて観てきました。

公式映画サイト：http://www.psiloveyou.jp/

出演は「ミリオンダラーベイビー」や「フリーダムライターズ」のヒラリー・スワンク、「300」や「サラマンダー」最近の「幸せの1ページ」で来日していたジェラルド・バトラー、それにテレビドラマ「フレンズ」のフィービー役でお馴染みのリサ・クドロー。出演者も皆実力者揃いの上、脚本が「マディソン群の橋」のリチャード・ラグラヴェネーズだったのでとても楽しみにして行きましたが、期待を裏切られませんでした。すごく良かったです。

最愛の夫を亡くしたホリー（ヒラリー・スワンク）の元に突然、亡き夫（ジェラルド・バトラー）から手紙が届きます。意気消沈していたホリーがその後続く10通の夫の手紙と家族や友人によって少しずつ普段通りに生きる力をもらい元気になっていく物語です。夫の手紙の最後には必ずP.S.アイラブユーと書いてあります。

夫の手紙のアドバイスによって素敵なランプと煌びやかな服を買い、友人と共にパブに出かけて歌ったり、ゲイクラブに行ったり、夫の生まれ故郷のアイルランドに出かけたり、夫の両親や大親友に出会ったり、シングルマザーだった母親の思いや、近くにいた男性の思いなどを知り、いろんな体験を次々にして自分の生きる道を模索していきます。

親友役のリサ・クドローが、「フレンズ」のフィービー役と同じように笑いを誘うのも楽しかったし、夫役のジェラルド・バトラーが陽気で妻を目いっぱい愛するいいだんな役で、その役どころだけでも素敵だったのですが、アイルランドの歌をとてもうまくシャウトしてるのも本当に素晴らしかったです（「ミュージカル「オペラ座の怪人」に出演してるのですから歌のうまさは保証済みだとあとで知りました）。「ミリオンダラー・ベイビー」や「フリーダムライターズ」で恋愛からは全く縁遠い役を演じてたヒラリー・スワンクが、こういった恋愛ものに出演してるのもとても新鮮味があり良かったです。

映画はニューヨークとアイルランドを舞台にし、ジェラルド・バトラーやヒラリー・スワンクがLove You till the End, Fairlytale of New York,The Galway Girlなどを歌い、どうやらアイルランド系の歌らしいのですがとてもいい曲だなあと思いました。映画全編にいろんな音楽が流れてるのも良かったです。

夫の妻に対する愛がすごく沁みていて、羨ましくなりました。また大切な夫を亡くしたその切なさややりきれなさがうまく出ていて、涙を流さずにはいられませんでした。原作は42カ国に翻訳され500万部のベストセラーだとのこと。原作のほうも気になり読んでみたいと思いました。

女性限定の試写会でコーセーが主催だったのでモイスチュアスキンリペアのサンプルもいただきました。現品だったらもっと嬉しかったかなあ～。

P.S.アイラヴユー (小学館文庫 ア 5-1)

• 作者: セシリア・アハーン
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2008/08/06
• メディア: 文庫

PS I Love You

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
• 発売日: 2007/12/11
• メディア: CD

近距離恋愛

「近距離恋愛」を一ツ橋ホールで観てきました。

映画公式サイト：http://www.sonypictures.jp/movies/madeofhonor/

人の集まりが良くて、大入り満員。立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。ラブコメディーなので軽くて楽しくて笑えます。

NYに住む、学生時代からの知り合いのパトリック・デンプシー演じるトムとミシェル・モナハン演じるハンナの結婚に至るまでのお話です。お互いに何から何まで知っていて恋愛に発展することなど考えられなかった2人が、ハンナが出張でスコットランドに行くことから話が急展開。彼女の出張でハンナがどれほど大切な人であるかが良くわかったトムは、ハンナが戻ったら結婚はせずとも一緒に住もうと心を決めます。しかし、ハンナはスコットランドで出会ったハンサムな公爵と結婚することにした、と言い、トムに花嫁付添い人をお願いするのです。

 

結婚式がスコットランドで行われるので、スコットランドの美しい自然とスコットランドの伝統的な結婚の儀式などが楽しめました。花婿は女性を射止めるために他の男たちと丸太を投げたり、槍を投げたりのチカラ自慢を競います。また花嫁は結婚式前夜に塩を入れたおまるを手に仲間たちと街のパブに繰り出し、そこにいる人たちと最後のキスをしまくり、小銭をおまるに入れてもらいます。スコットランド伝統料理のハギスが出てきたり、バグパイプの演奏、タータンチェックのスカートなど、どれもすごく懐かしい感じがしました。車で道を走るその雄大な風景はまさにスコットランドそのものだなあと95年に行ったスコットランド旅行を思い出しました。

やはりこういうラブコメははずれがありません。この作品も何も考えず楽しい気分で映画を観終えることができました。能天気なnaonaoとしては久々にラブコメを観てやっぱりラブコメ大好きだなあと思いました。主演の2人は全然知らなかったのですが、パトリック・デンプシーは「魔法にかけられて」や「グレイズ・アナトミー」「フリーダム・ライターズ」に、またミシェル・モナハンはミッション・インパシブル3に出演した俳優さんたちとのこと。「フリーダム・ライターズ」は観てるのですが一体どこにパトリック・デンプシーが出てるのか全くわからなかったのでこれからチェックしてみたいと思いました。

魔法にかけられて 2-Disc・スペシャル・エディション

• 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
• メディア: DVD

グレイズ・アナトミー シーズン1 コンパクトBOX

• 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
• メディア: DVD

グレイズ・アナトミー シーズン2 コレクターズ・ボックス パート1

• 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
• メディア: DVD

グレイズ・アナトミー シーズン2 コレクターズ・ボックス パート2

• 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
• メディア: DVD

グレイズ・アナトミー シーズン3 コレクターズBOX Part1

• 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
• メディア: DVD

フリーダム・ライターズ スペシャル・コレクターズ・エディション

• 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
• メディア: DVD

M:i-3 ミッション:インポッシブル3 スペシャル・コレクターズ・エディション

• 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
• メディア: DVD

ホリディ

映画公式サイト：http://www.holiday-movie.jp/top.html

「ホリディ」見てきました。映画の中盤から後半に笑わせてくれるラブコメディ。楽しかったです。でもクリスマス映画なのでこのはずれた時期に見るのはちょっと残念でした。映画全体にクリスマスソングが流れ、クリスマスホリディの楽しい気分を味わせてくれます。

それぞれの恋人と破局になったLAに住む女性とロンドン郊外に住む女性が、お互いの家を交換して休日を楽しむというホームエクスチェンジを実行。そこで起こるそれぞれの新しい恋の始まり・・・というのが内容。破局自体もそれほど深刻でなく軽いタッチで描かれてるのでよかったです。

People's Choice Award (Favorite Leading Lady)に選ばれた人気絶頂のキャメロン・ディアスと何年か前に最もセクシーな男優に選ばれたジュード・ロー、「いつか晴れた日に」「タイタニック」のケイト・ウィンスレット、プロレス映画「ナチョリブレ」のジャック・ブラックが出演。昨日のアカデミー賞にもキャメロン・ディアスやケイト・ウィンスレットが二人とも素敵な白いドレス姿を披露してましたね。またジャック・ブラックは大いに笑わせてくれたみたいですけど。

出演する何人かが映画関係の仕事に就いてる設定なので、「ニューシネマ・パラダイス」「カサブランカ」「炎のランナー」「ドライビング・ミス・ディジー」「卒業」「ジョーズ」の曲やら、ジェームズ・スチュワートの名前、それと大物男優がサプライズで出演し、映画ファンには嬉しくなるような仕掛けがありました。そう言えばこの大物俳優（ヒントは○○○ィン・○○○ン。わかるかなあ）の映画の主題歌は最近見た「ボビー」の映画にも流れてました。この歌は有名すぎるほど有名ですけど。

何も考えずにただ単に楽しめるこの手の軽いコミカルな映画大好きです。クリスマス映画というと「ラブ・アクチュアリー」を思い出してしまうのですが、これからはこの映画も思い出しそうです。クリスマスの時期に見るのならお勧めです。

カンバセーションズ

 

 映画公式サイト：http://conversations.cinemacafe.net/

「カンバセーションズ」観てきました。

まさに男女の会話がずっと続く映画です。それもスクリーンが真っ二つに分かれるデュアルフレーム手法が取られ、この男女のそれぞれの目線の違い、様々な二人の一瞬、現在と過去、微妙な心の中まで映し出すという新しい試みでした。最初は戸惑いちょっと見にくく感じてました。というのは映画を見ている間は２つの画面と半端でない量の字幕を忙しく追うことになるので結構大変なのです。それはジーン・ハックマンとダスティン・ホフマンの裁判映画「ニューオリンズトライアル」以来の気分。こちらの映画はこのカンバセーションズの上を行く会話量でしたが。だから84分の長さは短いのではと思いましたが、この短さでちょうど良かったのです。でも疲れてたらこの84分でも長く感じてしまうかも・・・・。

そして、終わって後から考えると男女の心の動きがすごくよくわかる映画になっていたことがわかります。しかしながら普通の撮り方にしたほうが二人のやりとりを存分に楽しめたかもしれません。またこの撮り方にこだわるなら日本語吹き替えにしたほうが良かったかもしれません。

ヘレナ・ボナム＝カーターがインタビューで明かしていますが、ハリウッドに大人の女性を主人公にしてる映画がないのにうんざりしてたため、「脚本を読み始めて10分でこの役をやろうと決心した」そうです。80年代の「眺めのいい部屋」はイタリアフィレンツェとイギリスの地方を舞台に格調高いテイストで、少女から大人への映画でしたが、この映画はニューヨークのクラッシクなホテルが舞台で都会の洗練された大人の女性の映画で、彼女の代表作になりうる映画だと思いました。

相手方の彼役はタバコの映画なのに一切タバコをふかすシーンのなかった「サンキュウスモーキング」のアーロン・エッカートですが、今やハリウッドでは「一番共演したい男優No1」になっているとか。

昔の彼女と昔の彼の都会のホテルでの一夜の会話。お互いの駆け引き。腹の探りあい。それはそれはリアルで、引き込まれました。まあまあよかったです。