赤ずきん [Leonardo DiCaprioレオ]
レオナルド・デカプリオが製作した「赤ずきん」を観ました。
アマンダ・サイフリット、ゲイリー・オールドマンが出演。監督は『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック監督。ダーク・ラブファンタジー。
狼にいつも悩まされている田舎の村を舞台に、狼退治に神父(ゲイリー・オールドマン)が招待され、そのうち狼に話しかけられて狼の言葉を理解したヴァレリー(アマンダ・サイフリット)は魔女扱いされるも幼馴染の恋人や婚約者に助けられるというストーリー。狼にかまれた人は人狼となり、最後は色んなことが明るみに。ヴァレリーの恋はいかに?また彼女の家の秘密とは?ちょっとしたサスペンス映画でもあります。
狼の動きがメチャクチャ速くていかにも作り物でそれがB級映画にしています。それでも面白かったです。いかにもトワイライトを作った監督映画の映画って感じでした。
魔女狩りがあった時代って、本当に怖いなあと思いました。魔女だと言われたヴァレリーは親しかった友人たちの本性を見ることになるのです。そのどろどろしさといったら。また派遣された神父は自分の妻さえも人狼だと疑い命を奪っています。恋は盲目どころか、悪魔退治も盲目です。
こういう怖い時代を経験して今に至っているのだなあと思いました。
人が殺され血を流し、映像も暗くて、人が人を疑い、どんよりしている怖い映画でした。そのためあまりラブファンタジーのほうには目が向けられませんでした。