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TENET テネット [アメリカ映画 アクション]

アメリカ映画「TENET テネット」を観ました。


Tenet

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  • メディア: Blu-ray

2020年の作品。IMDb評価は7・5。クリストファー・ノーラン監督作品。SFアクションサスペンス。主演はジョン・デビット・ワシントン(デンゼル・ワシントンの息子さんとか!)第三次世界大戦を免れるために時を逆行させて戦う名もなき男の戦い。


キエフのオペラハウスの大爆発から始まりましたが、中盤くらいまで全くのめり込めずあまり面白いとは思えず。しかし、時を逆行させてその中に主人公が入っていくと、戦っていた人が実は自分であったり、カーチェイス中に炎上し横転した車に乗っていた人が自分であったりする辺りから面白くなって来ました。

しかし逆行と順行の両方が重なりあうともう何だかわからずでしたが。

離婚危機中の男性(ケネス・ブラナー)が死ぬのと一緒に第三次世界大戦へのスイッチが入ってしまうという何とも不可思議なことやら、それをくい止めるためにその奥さんキャット(エリザベス・デベッキ)がいろいろ苦労したり、一番身近で働きいろいろ指示を出してくれてたニール(ロバート・パティンソン)が自分の雇い主が名もない男本人であることを最後に教えてくれます。誰かに雇われていたと思っていたのに実は未来の名もない男本人が雇い主であったという結末。


映画の中には色んな仕掛けがあり、それも難解でそのために何度も映画を観ている人もいるようです。エントロピーの減少やらアルゴリズム、テネットという言葉その概念だけでもうギブアップ。

「考えずに感じろ」(まるでブルース・リーみたい)「祖父殺しのパラドックス」(=祖父を殺したら孫の自分は存在しないのか?という議論)など興味をそそる言葉もありましたが、頭が痛くなる映画であることに間違いありません。「インセプション」「インターステラ―」のほうがかなり楽しめ面白かったかも。いずれにしてもクリストファー・ノーラン監督作品は難しいですね。

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