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奇皇后 [チ・チャンウクJiChag-wook池昌旭]

韓国ドラマ「奇皇后」(Empress Ki)を観ました。


コンパクトセレクション 奇皇后 -ふたつの愛 涙の誓い- DVD-BOX I

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コンパクトセレクション 奇皇后 -ふたつの愛 涙の誓い- DVD-BOX II

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コンパクトセレクション 奇皇后 -ふたつの愛 涙の誓い- DVD-BOX III

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コンパクトセレクション 奇皇后 -ふたつの愛 涙の誓い- DVD-BOX IV

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コンパクトセレクション 奇皇后 -ふたつの愛 涙の誓い- DVD-BOX V

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2013年~2014年の作品。たくさんの賞を総なめ。IMDb評価も8・5と高く、51話もある大作です。韓国ドラマは16話とか20話が普通なので、こんな長いドラマを観切れるだろうかと初めから心配でしたが杞憂に終わりました。

チ・チャンウクくん、ハ・ジォンさんが出ているので楽しく観れたこともありますが、ストーリー展開が素晴らしく、次から次へと話が進み、先が気になり夢中になってあっという間に観てしまいました。面白くて面白くて。実存した謎の多い奇皇后を主役にしたフィクションで、高麗の貢女から元の皇后へまで昇りつめたその半生を描きます。


貢女として高麗から元へと行く途中、高麗の若き皇子に助けられ逃げ出すことができたヤンイ(ハ・ジォン)。その時は母が殺され、それ以降、男として武術を学び生きていくことを決意。ヤンイから名前をスンニャンと変えて、頭角を現し、高麗の王ワン・ユ(チュ・ジンモ)と出会います。その後ワン・ユの下で働くことになったスンニャンは、元の皇子タファン(チ・チャンウク)が高麗にやってくるため、タファンの護衛を任されますが、タファンは元の丞相ヨンチョル(チョン・グクファン)の命令の下、元側からも命を狙われ、高麗の一部の輩からも命を狙われます。それを阻止しようとするスンニャンやワン・ユ…。


高麗の王ワン・ユからも、また元の皇子(のち皇帝)タファンからも愛されるスンニャン。スンニャンは女であることを隠して生きてきましたが、後に知られてしまい、元の名前ヤンイを使います。ワン・ユとは相思相愛でしたが、すれ違いから、彼と一緒になることを断念し、自分の道を進む決心をします。父や母、同郷の人たちの無念の死に対して復讐することを誓い、元の皇帝タファンの敵でもあり、自分の敵でもあるヨンチョル一族を滅ぼすことを胸に、タファンの側室になり、タファンをヨンチョルの操り人形から立派な皇帝にさせるために奔走し、ヨンチョル一族をも知恵を使って見事滅ぼします。しかしその後今度は今まで味方だった皇太后やぺガンが敵になり、自分が側室から皇后へなることに反対されます…。


元の皇子タファンがスンニャンを慕って「スンニャン、スンニャン」と呼び、側室になってからは「ヤンイ、ヤンイ」と呼ぶその声がいつまでも耳に残っています。タファンはスンニャン=ヤンイが好きで好きでたまらなく、初めは相手にしていなかったスンニャンですが、徐々にタファンに気持ちも傾いていきます。タファンのわがままで、情けなくて、ダメダメな皇子ぶりがおかしくて、タファンとスンニャンの二人のコンビのシーンが笑いを誘い、10話くらいまではラブコメ感覚で楽しめました。しかし、徐々にタファンの表情もスンニャンの表情もどんどん険しくなり、難題が解決しては次から次へとまた難題が降りかかり、お互いの信頼関係も崩れそうになります。全編通してほとんど政治闘争、権力争い、相手を呪っての殺し合いですが、タファンとスンニャンの二人のシーン、また時にワン・ユとスンニャンの二人のシーンが愛情、恋愛シーンなのでそこで少しホッとして観ることができました。


特筆すべきは、たくさんのよく描かれている登場人物たちでした。皆個性豊かで素晴らしい演技力でした。スンニャンが皇后になる前に、タファンの最初の皇后のタナシルリ(ペク・ジニ)と後の皇后のバヤンフト(イム・ジュウン)。二人の皇后の残忍さ、毒の強さがすさまじかったです。そのお付きのヨンファ(ユン・アジョン)やソ尚宮(ソ・イスク)も皇后と共に残忍さを要求されるのでちょっと可愛そうでした。また皇太后(キム・ソヒョン)が初めはスンニャンを良しとし彼女を歓迎していたのに、途中からいきなり高麗出身の彼女をさげすみ、煙たがるようになり、挙げ句は彼女やタファン、その子供まで殺そうとしたりとその激しい変貌ぶりに閉口しました。そして徹頭徹尾スンニャンを愛し、彼女を陰で支えいつでも応援していた高麗の王ワン・ユが本当に格好良かったです。絵に描いたような好人物でした。自分のことより他を優先させる人柄で。他に格好良かったのはタルタル(チン・イハン)。スンニャンの師匠でもあり、ぺガンの甥でもありましたが、文武両道で知恵もあり、バランス感覚が良くいつも最適な答えを出せる人物でした。ヨンチョルの蓄財した資産の在処を子供たちの歌から謎解きできたのも、タルタルとスンニャンだけでした。また女だてらに突厥(チュルク)の武将で後のメバク商団にも関わるヨンビス(ユ・イニョン)が高麗の王ワン・ユに恋心を抱き、亡くなってしまうシーンは印象的でした。そして女性の園の支配人トクマン(イ・ウォンジョン)がスンニャンをいつもサポートし心強い味方であったのは、安心して観ていられました。

タファンに代わって権力を握ろうとしている憎々しいヨンチョルやその長男タンギセ(キム・ジョンヒョン)、ヨンチョル亡きあと同じようにスンニャンを排除しようとしたぺガン(キム・ヨンホ)、高麗出身でスンニャンと同じ巡軍万戸府にいたのにスンニャンを殺そうとするヨム・ビョンス(チョン・ウンイン)、タファンに仕える宦官のコルタ(チョ・ジェユン)が後のメバク商団の頭首でタファンに毒を盛り、タファンを死に追いやったのには本当にびっくりしました。

スンニャンとワン・ユの子供が亡くなったと思っていたのに、タナシルリが寺で拾われた子供を自分の子供として育てたマヤ皇子こそがその二人の子供であるという話の展開もすごかったです。マヤ皇子は後に亡くなってしまいますが、スンニャンやワン・ユ、果てはタファンにまでその秘密が知られてしまい、タファンがワン・ユを殺す原因になったのも気の毒でした。タファンはいつもいつもスンニャンが大好きで、時に裏切られたのではないかと感じても彼女を愛し続ける姿がいじらしかったです。タファン演じるチ・チャンウクくんの美しさにいつも酔って観ていましたが、能天気でわがままでスンニャン大好きなタファンの一面のほかに、ヨンチョルに常に怯え、ヨンチョル亡きあとも襲ってくる皇帝タファンの孤独、不安、酒を飲まずにはいられずどんどん狂っていく姿に彼の演技力の幅を感じました。「プロデューサー」のキム・スヒョンくんの酔った演技を高く評価したことがありましたが、チ・チャンウクくんの酔いの演技も負けず劣らず素晴らしかった。涙をいっぱい溜めて目で打ったえる演技も素晴らしかった。また主役のスンニャン演じるハ・ジォンさんも凛々しくて、格好良くて、美しくて、ドラマが進むにつれてどんどん眼光鋭くなるのがすごかったです。アクションや立ち回りの上にこんな演技もできるのですから脱帽です。案の定、チ・チャンウクくんも、ハ・ジォンさんも、またワン・ユを演じたチュ・ジンモさんもそれぞれこの年の演技賞を受賞していました。


このドラマは剣や矢で争うシーンが多くたくさんの人が血を流し、命が奪われるシーンが多くあるので気分的には晴れませんが、ストーリー展開の面白さ、脚本の良さ、衣装、調度品などの素晴らしさ、役者さんたちの演技力の高さなど、ドラマとしての完成度が高く見ごたえありました。また「THE K2」に出てた武道の師匠が元高麗の村長(ソン・ギョンチョル)、「ヒーラー」に出てたヒーラーの師匠がメバクの商人の頭フクス(オ・グァンノク)、また同じ「ヒーラー」に出てたヒーラーに最初の依頼人が高麗王の家来パン・シヌ(イ・ムンシク)であったのは、お馴染の顔でやはり可笑しくなりました。


そしてこの時代のことを少し勉強して後からまた観直せたらもっと面白いかもなあと思いました。宮殿の中にストゥーパがあり、チベタンの美しいタルチョがなびいていたり、イル汗国が今のインド北部とチベット辺りを指し、当時高麗国が鉱石を取引していたり、元がイル汗国まで遠征し戦い負けてしまったり、孫子の兵法の話(アンディ・ラウ主演の映画「墨攻」を思い出しました)など気になることがたくさんありました。

長いけれど面白いので夢中になれます。お勧めです。naonaoお勧め度★★★★★

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THE K2~君だけを守りたい [チ・チャンウクJiChag-wook池昌旭]

韓国ドラマ「THE K2~君だけを守りたい」(The K2)を観ました。


THE K2~君だけを守りたい~ コンパクトDVD-BOX1<スペシャルプライス版>

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THE K2~君だけを守りたい~ コンパクトDVD-BOX2<スペシャルプライス版>

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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2016年の作品。IMDb評価7・8。韓国版ボーン・アイデンティティと言われている作品。チ・チャンウクくん観たさに観ました。


明らかにマット・デーモンより、チ・チャンウクくんのほうが美しくハンサムですが、ボーンシリーズのほうがハラハラドキドキが凝縮していて(映画だからもちろん短く凝縮してるのは当たりまえですがその分)満足度が高い気がしました。ただこのドラマも最終回に向けてすごい展開で目が離せず、ドキドキしました。

「王は愛する」に出ていた少女時代のユナが相手役でしたが、華奢で可愛らしかったです。ラーメンを作るシーンが可愛らしく、それを観てるジェハ=K2(チ・チャンウク)の見つめる眼差しが素敵でした。またユン・ソナ演じるチャン議員の妻ユジンが女帝のようで格好良く、K2にも心を徐々に動かされ、彼女がまるで主役の様に感じられるドラマでした。「ヒーラー」に続くチ・チャンウクくんのアクション+ラブロマンス作品なので彼の格好いい華麗なアクションが見られますが、アクション多めで男性が観るにはいいドラマだったかもしれません。人を殴ったり蹴ったり、銃が飛び交い、血が流れて、ちょっと観ていて目を覆いたくなるシーンも多く女性にはちょっと観るのがしんどいドラマだと思いました。


イラクで傭兵だったキム・ジェハ(チ・チャンウク)。現地で愛する人を失い、その上彼女を殺した罪を被せられインターポールで指名手配となっている中、スペインで韓国人の女の子アンナ(ユナ)を見かけます。彼女は裸足で逃げまどい助けを求めていました。それから帰国し、ひっそりとジェハが看板屋の仕事をしているとチャン議員(チョ・ソンハ)の不倫現場を目にしてしまいます。すると警備員にいきなり襲撃され、田舎まで逃げると囲ってくれた老夫婦までが襲われ、それを黙って見ていられず議員の妻ユジンのところに乗り込みます。するとそこにはスペインで見たアンナ(ユナ)の姿がありました。ジェハが現地の愛する人を亡くしたのはパク議員(キム・ガプス)と関係していため、ジェハはパク議員を殺そうとしますが、そのことを見透かされて「敵の敵は味方だ」とユジンに諭され、ユジンの下で働くことに。任務はチャン議員の隠し子アンナの見張りであり警備であり、コードネームK2が与えられました。そしてジェハ=K2とアンナはいつしかお互い惹かれあい、恋人同士に…。


ユジンは表向きはチャン議員の良き妻ですが、実際は仮面夫婦で契約でチャン議員を大統領にするために働いています。アンナの存在が目につき隠しておきたいのですが、アンナが警備の目を縫って外に出たり、SNSでアンナの存在が取り上げられる事態になると隠しきれません。アンナの実の母をユジンが殺したようなもので、アンナはユジンを憎んでいます。ユジンの異母弟ソンウォン(イ・ジョンジン)とは仲が悪く、ソンウォンはアンナを使ってユジンを追い詰めようとします。

敵が味方になり、味方がいつの間にか敵と結託します。ユジン、ソンウォン、チャン議員、パク議員、ジェハ=K2のそれぞれの思惑が絡み、アンナが危険なことに巻き込まれ、ジェハ自らも危険に巻き込まれます。最後はユジンもソンウォンもチャン議員もパク議員も皆亡くなってしまい、銃で撃ち、血だらけの場面。仮面夫婦だったユジンとチャン議員の二人が寄り添って死んでいく姿に少し救われました。それとアンナとジェハは生き残って新たな人生を歩むところで終わったのも少しだけホッとしました。チ・チャンウクくん出演のドラマでなければ最後まで観なかったドラマだったなあと思いました。


「星から来たあなた」でソンイの事務所社長(チョ・ヒボン)が警察官、「100日の郎君様」で左議政チャオン役(チョ・ソンハ)がチャン議員を演じていました。韓国ドラマを観れば観るほど、観た顔が増えるのでそれが楽しくなっています。チ・チャンウクくんはこのドラマで1話1000万円☓16話=1億6000万円を手にしたらしい。アクションのために相当体を絞って臨んだらしいのですが、インタビューで「アクションが思っていたよりあまりにも多すぎた」と言っていて「当分はラブコメみたいなものをやりたい」と言って「あやしいパートナー」のドラマを引き受けたとの記事を目にしました。いくらアクション得意でも、本人にしたら相当しんどかったんだろうなあと思いました。naonaoお勧め度★★★

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ヒーラー~最高の恋人 [チ・チャンウクJiChag-wook池昌旭]

韓国ドラマ「ヒーラー~最高の恋人」(Healer)を観ました。


ヒーラー~最高の恋人~ DVD-BOX1<シンプルBOXシリーズ>

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  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2019/07/02
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ヒーラー~最高の恋人~ DVD-BOX2<シンプルBOXシリーズ>

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  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2019/07/02
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2014年のアクション・サスペンス・ラブロマンス作品。IMDb評価で8・5と評価も高く、チ・チャンウクくんの代表作と言われている作品。彼の代表作である理由がわかりました。彼のアクションシーンの数々、格好良かったです。


闇の便利屋ヒーラー(チ・チャンウク)。殺し以外なら何でもやる彼のもとへ有名記者のキム・ムンホ(ユ・ジテ)から依頼が来ます。ウェブ記者のチェ・ヨンシン(パク・ミニョン)のDNAを採取してほしいと。その後も彼女に関する依頼が続くため、彼女と同じウェブ記者として名前を偽ってパク・ボンス(チ・チャンウク)として働き始めます。ヒーラーとは真逆にボンスは暴力が苦手で気が弱いように見せかけて。ドラマが進むにつれ、ムンホ、ヨンシン、ヒーラー=ポンス=本名ソ・ジェンフの三人が昔から関わりがあること~仲の良かった大学時代の5人の友人の弟や子供たちであることがわかります。ヨンシンはいつも危機的な時に助けてくれるヒーラーに恋心を抱き、ヒーラーもまたヨンシンが好きになりヒーラーの仕事から足を洗い普通の生活に憧れるようになります。ヨンシンは近くにいるボンスが全くヒーラーだとは気がつきませんが(まるでスーパーマンとクラーク・ケントが同一人物であると気がつかない彼女と一緒です)、最後はヒーラーがボンスであり、ジェンフであることがわかります。


またヨンシンの父がジェンフの父によって殺されたことになっていましたが、それが偽りであることを証明し、またヨンシンの生き別れになった母の存在も明らかに。ヒーラーには数々の殺人事件の容疑がかけられますが、それも解決。一難去ってまた一難。最後の最後まで難題は続き…。でも最後はちょっとハッとして(ヒーラーの一巻の終わりか!?と)でも大丈夫。めでたしめでたしとなりました。


ヒーラー演じたチ・チャンウクくんのフットワークの良さ、アクロバティックな動き。素晴らしかったです。彼は身体能力が高く、アクション俳優なのだと悟りました。格好いいの一言に尽きる。彼の魅力が最大限に生かされたドラマなのだと思いました。ヒーラーとボンスとジェンフの三役を演じ分けていたのも良かった。また相手役のヨンシン演じるパク・ミニョンさん、可愛らしかった。前髪あげて髪をアップすると尚、美人でした。可笑しかったのはITのプロのアジュマ(おばさん)が「サイコだけど大丈夫」でも出てたアジュマ(主役ガンホの同級生のお母さんでよくご馳走してくれる、もっと品のいいアジュマ)=キム・ミギョンで何だか笑ってしまいました。それと殺されたセクハラの社長役が「100日の郎君様」のヨンシムのお父さん役の人でした。あちこちに見たことのある顔があるのがまた楽しめました。


サスペンス、アクション多めで次から次へと物語がテンポよく展開するこのドラマは、チ・チャンウクくんの本領発揮のドラマ、そして彼の代表作品。たぶん男の人のほうがもっと楽しめるドラマだと思いました。アクションが多いので。もちろん彼のアクションは格好いいけど、それ以上にラブコメ要素が強い方が個人的には好みなので、お気楽でフワフワしたラブコメ「コンビニのセッピョル」に出てるチ・チャンウクくんのほうが好きだなと思いました。naonaoお勧め度★★★★


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あやしいパートナー [チ・チャンウクJiChag-wook池昌旭]

韓国ドラマ「あやしいパートナー」(Suspicious Partner)を観ました。


あやしいパートナー ~Destiny Lovers~ DVD-BOX1 <シンプルBOX 5,000円シリーズ>

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  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2020/02/04
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あやしいパートナー ~Destiny Lovers~ DVD-BOX2 <シンプルBOX 5,000円シリーズ>

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  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2020/02/04
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2017年の作品。IMDb評価7.9。殺人事件が二人の恋愛を左右するクライムサスペンス+ラブコメ。チ・チャンウク観たさに観たのですが相手役の女優さんが「100日の郎君様」のナム・ジヒョンだったので、余計に楽しみにして観たドラマでした。

検事ジウク(チ・チャンウク)と司法研修院生から弁護士になったボンヒ(ナム・ジヒョン)の恋愛模様が結構楽しかったです。チ・チャンウクの目がキラキラしていて、何だか漫画の中の王子様の瞳の中にキラキラと星が光っているようで、この人は本当に美しくて素敵だと思ってしまいました。さすがに「アジアの貴公子」と言われているだけあります。


ジウクが痴漢を働いたと勘違いするボンヒ。その夜、彼氏の浮気現場をホテルのロビーで見て、咄嗟に最初にぶつかった人と一夜を共にすると宣言。ぶつかったのはジウクでした。その夜一緒に酒を飲み、成り行きで一夜を共にする二人。何年かして司法研修生としてジウク検事の下で研修を行うことになったボンヒ。その間、殺人事件を目撃したと犯人に思われ元カレが巻き込まれ元カレを殺したと疑われるボンヒですが、検事ジウクにより公訴を取り下げてもらいそのお陰でボンヒは命拾いをします。しかし助けたジウクは検事は辞めなければならず、弁護士に転職。また殺人を犯したと思われているボンヒは弁護士になってもいい仕事に恵まれず金欠になり、そこでもジウクに頼り居候させてもらい、弁護士事務所を立ち上げたジウクに仕事でも雇ってもらいます。


徐々にジウクに惹かれていくボンヒ。元カノのところに行ったジウクを心配し帰ってきたジウクに、いきなり「好きです」と告白をしてしまいますが、ジウクに振られてしまいます。好きだけれど、諦め、有名人が好きな感覚になろうと努力するボンヒ。そしてジウクが今度はボンヒに惹かれていき、「好きです」と告白。でも気持ちにブレーキをかけてきたボンヒなので、「そうそう簡単にまた好きになれない、遅い、遅すぎる」といい、「いつまでも待つから」というジウクの言葉にまたもすれ違う二人。そしてやっとボンヒがOKを出すとラブラブの期間が始まるのもつかの間、ボンヒの父親が放火してジウクの両親が亡くなったことを知るジウクは苦しみます。それでも「どんなことがあっても離れない。出て行けと言っても行くな」と言うジウク。そしてそれを後から知ったボンヒも苦しみ、ボンヒから別れを告げ家を出ます。しかし殺人事件など担当することで、ジウクは小さな自分が証言したものは検察署長から言わされたものであったと思い出し、ボンヒの父親が放火したのでなく、ボンヒの父が小さな自分を火事場から助け、また両親を救おうと火事場に飛び込んで亡くなったことを思い出すのです。それと同時進行して連続殺人を起こしている犯人はボンヒの元カレを殺したことなどを自供し始め、二転三転いろいろあってボンヒの無罪を証明します。晴れて何も障害が無くなった二人。最後はけんかしながらもジウクはボンヒにプロポーズしてめでたしめでたし。


格闘あり、アクションあり、色んな人が血を流し怪我をしたり亡くなったり、法廷裁判あり、聞き込み捜査あり…、心臓に悪いシーンも結構ありました。そしてそれがシリアスで、二人の恋愛模様の軽い胸キュンシーンと混ぜてあり話が進みました。最初あまりにもシリアスすぎて、ボンヒが刑務所に入りそうになる2,3話あたりで観るのを止めようかと思った時もあり、二人の軽いラブコメシーンは良かったけれど、他のシリアス部分は重すぎた、シリアスすぎたと思いました。ラブコメの軽さとそのシリアスさのバランスがとても悪くてちょっと消化不良でした。その意味では好みのドラマではなかった。もうちょっと軽いものだったらよかったなあと思いました。


またそうは言っても、チ・チャンウクの美しい笑顔に目がくぎ付けとなり、すっかりファンになりました。検事の時のおでこを出すヘアスタイルより、弁護士の時の髪を額に少しかからせるヘアスタイルのほうが彼は似合っていました。ナム・ジヒョンも可愛くて衣装も素敵でした。ジウクの元カノで検事のユジョン(クォン・ナラ)とジウクにとことん嫌われてずっとユジョンに片思いだったウニョク(チェ・テジュン)も最後はカップルになったので、ダブルでハッピーエンドだったのは良かったです。

チ・チャンウクくん、「コンビニのセッピョル」みたいな軽いラブコメにもっと出てほしいです。naonaoお勧め度★★★

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コンビニのセッピョル [チ・チャンウクJiChag-wook池昌旭]

韓国ドラマ「コンビニのセッピョル」(Backstreet Rookie)を観ました。2020年のドラマ。

まだDVDが出ていないので、OSTを貼り付けてます。


コンビニのセッピョルOST (Backstreet Rookie)(輸入盤)

コンビニのセッピョルOST (Backstreet Rookie)(輸入盤)

  • アーティスト: VARIOUS
  • 出版社/メーカー: DREAMUS
  • 発売日: 2020/08/18
  • メディア: CD

ラブコメ。ドタバタ劇。気軽に観れ楽しかったです。チ・チャンウクが美しくハンサム、キム・ユジョンが可愛くて元気いっぱい。IMDb評価は7・9。

コンビニの店長デヒョン(チ・チャンウク)の元に、アルバイトとして来たセッピョル(キム・ユジョン)。セッピョルが店のお金をごまかしているのではないか?人に暴力を振るっているのではないか?友達と一緒にコンビニで飲んで商品の代金を支払っていないのではないか?…と初めは疑っていたデヒョンでしたがそれがすべて誤解であるとわかり、店の売り上げが3倍にも伸び、店に貢献するセッピョルをデヒョンのみならずデヒョンの家族が皆で歓迎します。デヒョンに一目ぼれしてベタ惚れのセッピョルが、持ち前の明るさで色んな問題を解決し、恋人のいたデヒョンを惹きつけ、一緒にいる中でいつしかデヒョンもセッピョルが好きになりハッピーエンドでした。最後二人がキスをする一歩手前で、カメラのレンズを二人が手で隠してセットそのものを映すシーンも、印象的で素敵でした。

元気いっぱいのセッピョルがとにかく愛らしかった。設定が両親を亡くし妹と二人暮らし。高校を中退し学生の妹のために一生懸命働いています。亡くなった父から武道を習っていたので、街のチンピラに絡まれても平気です。けんかがメチャクチャ強くてそれがまた様になり型も決まっていて格好良かったです。キム・ユジョンちゃん、「太陽を抱く月」で子役として娘ヨヌを演じたのに(当時8歳)もうこんなに大きくなってるとは(今は20歳)。感慨深いものがありました。笑顔がチャーミングでデヒョンが大好きな役なので、いつも時めいていて笑っていてその笑顔に癒されました。

またチ・チャンウクは美しいかった。顔にくせがない。アジアの貴公子と呼ばれてるらしい。納得です。また役柄もまっすぐで一生懸命、困っている人を放っておけない優しい役。セッピョルの高校卒業資格の勉強を後押しし、ゆくゆくは大学に入ったら学費までも出そうと言ってくれるくらい思いやりがある。結構コミカルなシーンがたくさんあって笑いましたが、セッピョルの親代わりみたいで全面彼女をサポートするという感じの場面で涙を誘うこともありました。

デヒョンの父親役(イ・ビョンジュン)が「シークレット・ガーデン」の常務や「ドリームハイ」での校長でしたが、今回は妻の尻に敷かれる役で可笑しかったです。そしてデヒョンの母親役(キム・ソニョン)が、下町の面倒見いい肝っ玉母さんみたいで迫力ありました。でも常に座ってる時に立ちひざしてるのが気になりました(韓国では普通みたいですが)。それと気になったのは他にも。セッピョルが主に鍋から作ったラーメンをそのまま鍋ごといつも食べているのも(どんだけラーメン好き、そしていつも鍋ごとなのか!?)

デヒョンの恋人ヨンジュ(ハン・ソナ)がキャリアウーマンでお金持ちの令嬢で、そのお母さん(キョン・ミリ)が策士で、貧乏人のデヒョンを娘から切り離したいとデヒョンの家族を巻き込んで騒動を起こし、デヒョンたちを惨めな気持ちにさせるドタバタが、住んでいる世界の違いを見せつけてくれます。

レゲエ好きでデヒョンの友達のダルシクと、今もまだ高校留年しているセッピョルの友達グムビのカップルが、ちょっと吹っ飛んでいましたが、運命という言葉をささやきいつもながら韓国人は運命が好きだなあと思ったりしました。まあ軽いラブコメなので気を張らず観てられ、私はやはり軽いノリのラブコメが一番好きだなあと思うのでした。naonaoお勧め度★★★★★


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