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オンネリとアンネリのおうち [フィンランド映画]

フィンランド映画「オンネリとアンネリのおうち」を観ました。


オンネリとアンネリのおうち [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
  • 発売日: 2018/11/21
  • メディア: Blu-ray

2014年の作品。IMDb評価は5・7。マリセッタ・クレン二エミの児童文学「オンネリとアンネリ」シリーズの実写映画化。フィンランドで長く愛されているお話。フィンランドでは「ムーミン」同様に愛されているお話みたいです。二人の可愛い女の子が出てきて、北欧フィンランドの可愛い家や調度品、洋服などとってもキュートな世界に癒されました。何も知らずに観て、まるで絵本の世界を描いている夢の世界と思って観てました。


オンネリとアンネリの仲良しの女の子二人は、ある日「正直者にあげます」と封に書かれた大金を拾います。そして青い家を買うことに。ご近所の気難しいおばさん、変わった植物を育ててる美しい庭を持つ姉妹のおばさんと交流しティータイムを楽しんだりしてると、泥棒に入られてしまい、男の子、アイスクリーム屋さん、おまわりさんも巻き込んでの騒動が…。


とにかくかわいい世界で、癒されました。フィンランドの可愛いものがこの映画に溢れているのですから。子供たちの着ている服がとっても可愛いし、家の壁紙から調度品まで何もかもが素敵。庭の花も美しくて花火は薔薇の形。風見鶏がおしゃべりしたり、ほうきが勝手に掃除したり。鶏の生む卵はいろんな色の卵でその卵によって味が違くなるとか。二人の女の子がアイスクリームを毎回食べていて、アイスクリームが食べたくなりました。このシリーズ他にもあるみたいなのでまた機会を見て観たいです。




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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス [カナダ映画]

カナダ・アイルランド合作映画「しあわせの絵の具~愛を描く人 モード・ルイス」を観ました。


しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2018/10/03
  • メディア: DVD

2016年の作品。IMDb評価は7・6。カナダの画家モード・ルイスの半生を描く。絵が可愛らしく、グランマ・モーゼスをもっと植物なり動物なりをズームアップした感じの絵だなあと思いました。この映画によってモード・ルイスの存在を知ることができて良かったです。


リウマチのために足を引きずって歩くモード(サリー・ホーキンス)は、魚の行商人エベレット(イーサン・ホーク)が家政婦の広告を出しているのを見て、彼の家に押しかけ住み込みで働くことにします。初めはギクシャクしてうまくいかなかったけれど、二人は次第に心を通わせ結婚することに。ニューヨークから来ていたサンドラがモードが家の中に描いていた絵を見て、彼女に絵を描いてくれるよう依頼。その後評判となりニクソン大統領からも注文が来るようになるのです…。


兄にも叔母にも邪見にされ、居場所のないモード。エベレットは孤児院育ちで不愛想。住み込みの家さえも電気もなければ水道も通っていない小さな家。彼女自身はリウマチなので歩くのも不自由だし、少しずつ手も言うことが効かなくなります。二人がそれでも何とか夫婦となってお互いがなくてはならない存在となり、モードの絵も評判となり売れていきます。本当に良かった。実際の彼女の絵がカナダの美術館にあり、家の中に描かれた絵も残っているらしいので、いつかまた旅行できるときが来たら行って実際に観てみたいなあと思います。楽しみが増えました。

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ボヘミアン・ラプソディ [イギリス映画]

アメリカ・イギリス製作の映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ました。


ボヘミアン・ラプソディ [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2020/09/04
  • メディア: Blu-ray


2018年の作品。イギリスのロックバンド、クイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの半生を描いた映画。1970年のクイーン結成から1985年のライブエイド出演までを描いています。


ライブエイドもフレディのエイズでの死のニュースも、当時はかなり大きなニュースになっていたのでよく覚えています。クイーンが特に好きだったという訳ではありませんが、クイーンの曲はどれも聞きやすくヒットしていたのでこの映画に出てくる曲はほとんど知っていました。全編クイーンの曲が流れ、クイーンが結成され、日本、イギリス、アメリカ、全世界でコンサートを行い、アルバムを作ってはまたツアーへ。フレディがクイーンから独立しグループから離れ、その後ライブエイドでまたグループとしてまとまり、大きな歓声の中でライブエイドを行ったところで映画は終了しています。エイズで亡くなったのも45歳という若さ。2,3の曲の中の詩が死を意識した詩になっていて、死をはるか昔に既に覚悟していたかのような感じで心打たれました。最後のライブエイドの躍動感や熱狂が、感動的でもありました。


映画鑑賞後は気になって、YouTubeで本物のライブエイドのクイーンを探して観ました。本物のライブエイドのクイーンのライブそのままに、この映画のライブエイドがかなり忠実に再現されていることがわかり、びっくりしました。そしてこの残された映像を観て再び感動しました。

またライブエイドの出演者のうち知っているアーティストたちのパーフォーマンスを観て、また懐かしく涙しました。皆元気で若い。ハワード・ジョーンズ、フィル・コリンズ、スティング、スパンダーバレー、シンプルマインズ、デュランデュラン、ポール・ヤング、リック・スプリングフィールド、REOスピードワゴン、ブライアン・アダムス、マドンナ、ホール&オーツなどなど、80年代に良く聞いた音楽がここにあり、いい音楽はいつ聞いてもいいなあと思いました。

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グレイテスト・ショーマン [ミュージカル・音楽映画]

2017年アメリカ映画「グレイテスト・ショーマン」を観ました。


グレイテスト・ショーマン [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2019/11/20
  • メディア: Blu-ray

ゴールデングローブ賞主題歌賞受賞。「ラ・ラ・ランド」のスタッフが集結して作ったミュージカル映画。19世紀のアメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生をヒュー・ジャックマンで描く。華やかで夢があり、これぞミュージカルといった感じで心躍ります。これだからミュージカルは楽しくて観るのが止められないと思いました。


バーナム(ヒュー・ジャックマン)はチャリティ(ミッシェル・ウィリアムズ)と結婚し子供二人もできて幸せでしたが、金銭的にはまだ恵まれていませんでした。「博物館」を買取って見せていましたが、子供たちから生きたものを見せたほうがいいという提案を受け、髭の生えた女性、黒人、大男、小人、全身刺青の男など普通の人とは違った人たちを集め、ショーを始めることを思いつきます。興業パートナーのフィリップ(ザック・エフロン)とも手を組みますが、ショーはペテンだと散々な評判。そこにイギリスのビクトリア女王の御前で興行することに。そして一気に知名度を高め人気を得るのです。ジェニー(レベッカ・ファーガソン)とも手を組んで巡業するも、浮気を疑われ愛する妻チャリティは家に戻ってしまいます。何が大切なのかを考えるバーナム…。


ザック・エフロンまだ当時29歳くらいですが(今は32歳)、何だか一気に老けたなあという印象です。ヒュー・ジャックマンがショーで歌ってきびきびと踊っての後、引き継いだ動きがちょっともたもたしていて微妙だった。恋人になったアン(ゼンディヤ)とロープを使った歌と踊りは素敵でしたけれど。またThis Is Me.を歌ったキアラ・セトルの歌声が圧巻。レベッカ・ファーガソンの歌声も素敵でした。105分ととても短いミュージカルでしたが、結構この短さ加減が本当にいいかも、と思いました。お手軽な長さで気分が相当アップしました。やっぱり、ミュージカルいいです。

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イントゥ・ザ・スカイ~気球で未来を変えたふたり [Eddie Redmayneエディ・レッドメイン]

映画「イントゥ・ザ・スカイ~気球で未来を変えたふたり」を観ました。


イントゥ・ザ・スカイ ~気球で未来を変えたふたり~

イントゥ・ザ・スカイ ~気球で未来を変えたふたり~

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2019/12/06
  • メディア: Prime Video

2019年の作品。IMDb評価は6・6。久々のエディ・レッドメイン。そして「博士と彼女のセオリー」で共演したフェリシティ・ジョーンズも出演。アドヴェンチャーものでした。いい映画でした。


1980年代に気球パイロットのアメリア(フェリシティ・ジョーンズ)と気象学者のジェームズ(エディ・レッドメイン)が気球に乗り込み、天気予報の礎を作るお話です。見世物として華々しく気球に乗って飛んだ二人。嵐に襲われ、蝶の大群に出会ったり、光の輪を観たり、そして8000メートルを過ぎ-15℃を過ぎる辺りから凍傷になり酸欠に襲われます。それでももっと上昇したいジェームズと、以前意地を張り上昇したいと言い張って夫を亡くしたアメリアは対立します。そして更に上昇し1万メートルを超えると今度は下降したくても、気球のてっぺんにある弁が開かず下降できません。凍傷になりながら気球のてっぺんまで行き、弁を開こうとする果敢なアメリア…。


途中ハラハラドキドキで命を落としてしまうのか心配でしたが見事生還し、ハッピーエンドでした。気球からの眺めは素晴らしく、雲の中を彷徨い音のない世界が良かったです。

エディ・レッドメインとフェリシティ・ジョーンズの二人のケミが良くて安心して観ていられる作品でした。やはりエディ・レッドメインは好きだなあと思いました。


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