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アリ―/ スター誕生 [ミュージカル・音楽映画]

アメリカ映画「アリー、スター誕生」を観ました。


アリー/スター誕生 [Blu-ray]

アリー/スター誕生 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • 発売日: 2019/11/06
  • メディア: Blu-ray

2018年の作品。IMDb評価は7・6。レディーガガが初主演。監督、脚本、製作、主演のブラッドリー・クーパー。アカデミー賞歌曲賞受賞。何度もリメイクされている作品で1954年にジュディー・ガーランドで、1976年にバーブラ・ストライザンドでも作られています。

アリ―(レディーガガ)がメジャーデビューを諦め小さなステージで歌っているところを歌手のジャクソン(ブラッドリー・クーパー)が見出し、彼女を自分のコンサートに引っ張りだします。そこから彼女の快進撃。トントン拍子にコンサート、レコーディング、サタディナイトライブへの出演と決まり、ついにはグラミー賞受賞にまで。その一方ジャクソンは振るわず酒浸りの日々。二人は出会って恋に落ちすぐに結婚しますが、二人の歯車が合わなくなっていきます…。

全編音楽が流れて、本業歌手のレディーガガの本領発揮という感じでした。彼女は歌のみならず演技もうまくて自然体で素晴らしかった。またブラッドリー・クーパーもこんなにも演奏できて歌がうまいとは驚きました。彼は俳優さんなので演技力は当たり前と思っていましたが。今や歌手も俳優も歌も演技もうまいのが当たり前になってる時代なのですね。

メジャーデビューする前にアリ―(レディーガガ)がドラッグクイーンがたくさんいるステージで歌ったエディー・ピアフの「バラ色の人生」が素晴らしかったです。アカデミー賞歌曲賞受賞した「Shallow」よりも何十倍も良かった。全体的にとってもうまくまとまっていたけれど、心の奥底から真に感動できた映画ではなく何かが足りないと思いました。この映画が初めはクリント・イーストウッド監督で、そして女優はビヨンセで、また男優はレオナルド・ディカプリオ、ウィル・スミス、トム・クルーズにも声を掛けられたというのですが、どれがひとつでも違えばまた違ったものになっていただろうなあと考えると面白いです。

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