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禁婚礼 [韓国ドラマ]

韓国ドラマ「禁婚礼」(The Forbidden Marriage)を観ました。


2022年~2023年の作品。IMDb評価は7.7。ラブコメ時代劇。「哲仁王后(チョルインワンフ)」には劣るけど、「哲仁王后(チョルインワンフ)」に通じる面白さがあり、毎回観るのが楽しみでした。キム・ヨンデくんがハンサムだし、初めて観るパク・ジュヒョンさんが元気いっぱいで面白くてなかなか良かった。途中までIMDb評価が8.3位をキープしてたのに、最後に失速。でもとっても好みのドラマだったので個人的には評価は8.3でもいいくらいなのにと思いました。

7年前に亡くなった皇太子妃(キム・ミンジュ)が忘れられない当時の皇太子で今の王(キム・ヨンデ)。それ以来「禁婚礼」が敷かれることに。そのため恋愛相談を茶屋で繰り広げていたソラン(パク・ジュヒョン)は義禁府(警察)に捕まり、咄嗟の言い逃れで皇太子妃の霊を降ろす霊媒師として王のリクエストに応え、王の世話役に召し抱えられる。王は少しずつ不安や悲しみなどが薄れていくようになり、ソランがお気に入りになっていく…。

楽しくて楽しくて何も考えずに観ることができて最高のドラマでした。声を出して笑うこともしばしば。その意味で「哲仁王后(チョルインワンフ)」の楽しさがあった。もちろんシリアスな場面もあるけれど、面白い場面が軽くて最高。かなりのドタバタ劇で。それが良かった。王は次第に亡くなった皇太子妃のことを忘れていきソランが好きになり、二人のハッピーエンドでしたが、王を護衛するシンウォン(キム・ウソク)がまたソランに心を寄せていて、それがちょっと切なかった。またソランはもともとシンウォンと結婚するはずでしたが、義理の妹に名前を奪われ、やむなくソランと名乗っているというのがこのドラマでのカギでした。

そういえば、綾瀬はるかちゃんと噂になっている韓国俳優のノ・ミヌさんも出ていました。初めてドラマでお顔拝見。強盗団にさらわれた若い女性を救い、禁婚礼のさなかカップルたちを匿う村の村長役。結構存在感ありました。

最後の回があまりにもバタバタしすぎたけれど、主役二人が結婚するほか、いろんなカップルが誕生して、悪い官僚はちゃんと成敗され、女性の地位向上のための法改正を行い、もうめでたしめでたし。私はキム・ヨンデくん贔屓なのでそれだけでも得点高いのですが、頭を空っぽにして観れるドラマで、メチャクチャ好みのドラマでした。naonaoお勧め度★★★★★

おまけ:BTOBのソ・ウングァンさんの歌うHow Can I Forget You。このドラマでは一番切ない曲で切ない場面で使われてました。


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五月の青春 [韓国ドラマ]

韓国ドラマ「五月の青春」(Youth of May)を観ました。

五月の青春OST(2CD)(KBS TVドラマ)

五月の青春OST(2CD)(KBS TVドラマ)

  • アーティスト: キム・ボムス
  • 出版社/メーカー: MUSIC BUDDY
  • 発売日: 2021/07/06
  • メディア: CD
(DVDは売り切れてないためOST載せてます)

2021年の作品。IMDb評価は8.4。韓国で1980年5月に実際に起きた光州事件を背景にしたヒューマン、ラブストーリー。二人の男女を軸に、その友人、家族が光州事件に徐々に巻き込まれていく様子を描く。全12話。序盤爽やかで軽いタッチでクスッと笑えるラブストーリーから、じわじわと事件が迫り来てそこから逃れられない運命のように様々なことが矢継ぎ早に起きていきます。息を吞み胸がつぶれる思いでした。涙、涙、涙。評価以上、評判以上の秀逸なドラマでした。

医大生のヒテ(イ・ドヒョン)は、入院してる女性の「家に帰りたい」という言葉を聞いて彼女を光州の病院に搬送する手続きを取り、自らも生まれ故郷の光州に戻ってきます。光州には保安部隊対共捜査課にいる父と、義理の母、義理の弟がおり、父に見合いをするよう言われます。一方、光州の良家の娘で民主化運動に熱心なスリョン(クム・セロク)もまた父から見合いをするように言われますが、スリョンは見合いをしたくないため、友人で看護師のミョンヒ(コ・ミンシ)に身代わりで行ってほしいとお願いします。そしてヒテとスリョンになりすましたミョンヒは会います。ヒテは既にミョンヒを病院で見ており、救命活動をしている姿も外で見ていました。そしてその彼女が息せき切って遅れてきたことに驚きます。ミョンヒはスヒョンのアドバイスに従いお見合いを破談にしようとしますが、かえってヒテはミョンヒが気に入ります。顔を合わせるうちに二人には恋が芽生え相思相愛になる結果に。嘘をついていたスリョンとそれを程なくして知ったヒテ。家同士の政略結婚から逃れられないヒテとスリョン。好きでもないのに婚約せざるを得なくなります。しかし婚約式が終わるとヒテとミョンヒは二人で手を繋いでその場を去っていくのです…。

ドイツ留学を夢見てお金を貯めてパスポートが取れたら1か月後に留学予定だったミョンヒですが、ヒテの父の妨害でパスポートが発行されなくなります。突然誘拐され、かつてミョンヒの父が赤のレッテルを貼られ罪を犯しているため海外には行けないと脅してきました。それまで5月の一か月ミョンヒはヒテと付き合う約束をしているところでしたが、このことがあって怖くてもうつきあえないと身を引きます。ヒテの父の命令でヒテとスリョンはソウルで暮らすことになりますが、民主化運動に身を投じていたスリョンはきっぱり別々の道を歩もうと言って、ヒテとソウルで別れ、スリョンもヒテも光州に別々に舞い戻ります。しかしそこで待ち受けていたのは軍による赤狩り学生狩りでした。道行く人に軍が暴行し、道端で何時間も座らせているのでした。小学生の子供を救おうと声をあげたスリョンは捕ったものの顔馴染みの警察官に助けられ、その後その警察官が殺されているのを目撃。またヒテも軍に連れて行かれそうになったミョンヒを庇い頭に怪我をし病院に行き、さっさと光州を出ようとしていた二人ですが、そうこうするうちケガ人が運び込まれます。病院はあっという間に野戦病院のようになっていき、看護師のミョンヒと医師のヒテはケガ人を治療し続けざるを得ませんでした。救急車で夜廻っていたヒテがヒテの父の手下の車にはねられ拉致され自宅に監禁。父の目を盗んでヒテは脱出し、ミョンヒと共に教会まで行き二人だけで結婚式を挙げます。その途中、ミョンヒの父の遺体が教会に運ばれ、ミョンヒの弟が目を離したすきに母のところへ一人で行ったことがわかり、ミョンヒとヒテが後を追いますが、分かれ道で別々に探しに行っている間ミョンヒは弟を見つけ弟を庇って銃弾を浴び森の中で亡くなり、ヒテは銃殺される一歩手前で助かります…。41年の時が経ち、やっとミョンヒの遺骨が発見され、懐中時計と結婚式に読み上げるはずの彼女の想いの丈を綴ったメモが遺品にあり、それを読みながら涙しするヒテ…。

軍が暴走しているのが怖かった。ヒテの友人で兵士になったギョンスが、仲間の兵士に「一般人と赤の人をどう見分けるのか?」と素朴な質問を投げかけます。何も答えられない仲間の兵士。ギョンスは銃を発砲できず上司になじられ、それでも人を銃殺しません。最後ミョンヒを看取ったのはこのギョンスで、彼女の手のひらに弟を見逃したときに弟が落としていった懐中時計と結婚の時のメモ書きを手に握らせて去ります。彼のような行いをする人もいるのが救い。スリョンの兄(イ・スチャン)が兵士に囲まれている女子中学生を「解放してやってください」と口出しすると兵士から暴行を受け、牢獄に入れられます。ヒテの父が将来嫁になるスリョンの兄が捕まっていることを聞き、牢獄から出してやりスリョンの兄は助かりますが、他の人たちを救ってほしいとお願いするとヒテの父に酷く殴られます。ヒテの父が本当に残虐的で最低な人間だった。ミョンヒを秘密裡に殺そうとまでしましたが、ヒテの義理の弟の機転がそれを阻止し、その代わりその義理の弟が足に傷を負う結果となりました。後に牢獄内でスリョンの兄の隣にいた男の子を探していた両親に、スリョンの兄が声をかけると「なぜ一人だけ出てこれたのですか?」という質問をされ絶句し、たくさんの無実の人々が捕まっているのに自分だけが解放されたことにホッとしてる自分が情けないと涙ながらに後に妹スリョンに話しているのも胸が痛かった。そこからスリョンと彼は共に光州の人を救おうと物資を振る舞い始めました。不可解だったのが、ミョンヒの弟。小学生だけど、一度父親と共に母や祖母のいる場所へ戻ろうとして、途中父が兵士に殺されて父の遺体と共に光州に戻って来たのに、今度は一人でその道をまた行ってしまったこと。その前には合宿所を抜け出して漫画本屋に行ったとき、いきなり兵士が銃を発砲し殺されかけ怖い思いをしてるにもかかわらず安易に出歩くのが本当に信じられなかった。そのためどれほどミョンヒが心配したことか。そして最終的には姉のミョンヒが彼を庇って亡くなってしまうのが本当にやるせなかった。1980年に起きた光州事件。1980年なんてつい最近のことなのでちょっと空恐ろしかった。何も知らず1990年代に何度か能天気に韓国に訪れている私。ラスト三分の一は胸が痛くなり、あちこちの場面で泣けました。この作品が韓ドラファンにもあまり知られていず観られていないのが残念。もっとたくさんの人に観てほしい。naonaoお勧め度★★★★★[王冠]

おまけ:ジュシク(Joosiq)さんの「君を想う(Think about You)」に乗せて前半の幸せな二人の映像。ドラマで使われた曲ではないけれど、この曲とドラマ前半の爽やかさがとっても合ってます(ヒテがミョンヒを見ると歌を作りたくなると言うドラマの内容にも合っています)


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ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 [韓国ドラマ]

韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(Extraordinary Attorney Woo)を観ました。

[1巻] パク・ウンビン、カン・テオ主演 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 シナリオ集 [初回限定特典付き]

[1巻] パク・ウンビン、カン・テオ主演 「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」 シナリオ集 [初回限定特典付き]

  • 作者: ムン・ジウォン
  • 出版社/メーカー: The Book Company
  • 発売日: 2022/08/11
  • メディア: ペーパーバック
(DVD出ていないのでシナリオ集を載せました。ネットフリックスで配信中)

2022年の作品。IMDb評価は8.7。リーガル、ヒューマンドラマ。自閉症スペクトラム障害を持つ新米女性弁護士ウ・ヨンウの奮闘記。笑わせ、ほっこりさせ、幸せな気分にさせてくれるドラマでした。クジラやイルカ大好きなウ・ヨンウの目がクリクリで天真爛漫。抜群にキュートで愛らしかった。

ソウル大ロースクールを首席で卒業しハンバダに就職したウ・ヨンウ。自閉症スペクトラム障害があるため、キムパしか食べず食べる前に必ず綺麗に並べ、入室するときには時間がかかり、その場の空気が読めないので発言してはいけない時に発言し、時には人を怒らせたり、その場を和ませたり、ほっこりさせたり。その一方、抜群の記憶力を持ち、法廷ではその記憶力で実力を発揮。クジラ、イルカが大好きで、クジラとイルカの話をし出すと止まらない。いい考えが閃くとクジラやイルカが大空でジャンプしたりする。数々の案件をウ・ヨンウのこの記憶力や閃きで解決していく…。

認知症の夫殺し容疑、自閉症少年の兄殺し容疑、嘘つきの依頼人、3兄弟での遺産争い、町の開発問題、子供を連れ去って遊ばせる男、通行料を取る文化遺産の寺、会社創設者自らハッキングを願い出たデータ流出事件…など次々とハンバダ法律事務所に案件が舞い込み、その度にウ・ヨンウは大活躍。ウ・ヨンウを良く思っていない同僚のクォン・ミヌ(チュ・ジョンヒョク)までも最後は彼女の味方になるのが面白かった。また一貫してウ・ヨンウを支える父(チョン・べス)、ロースクール時代から彼女を支えてきた同僚のチェ・スヨン(ハ・ユンギョン)、子供の時からの親友トン・グラミ(チュ・ヒョンニョン)、温かい目でウ・ヨンウを観てくれているハンバダの上司チョン・ミョンソク(カン・ギヨン)、ハンバダの社長ハン・ソニョン(ペク・ジォン)。そして恋人になるイ・ジュノ(カン・テオ)。みんなウ・ヨンウの味方でいい人たちだった。特に恋人になったイ・ジュノ(2PMのイ・ジュノと同じ名前なのでびっくり)がとっても良かった。

彼は回転ドアに入れず出れないウ・ヨンウをリズムに乗せてエスコート。会議室に飾ったクジラの巨大な絵を見せてくれたり、止めどないウ・ヨンウのクジラの話を微笑みながら聞き、一緒に昼を食べ、転んでウ・ヨンウの服が破けると自分の上着をさりげなくかける。大きな音や怖い場面に遭遇して混乱したウ・ヨンウを後ろから抱きしめ落ち着くようにさせ、「(フランスで発売されてる)後ろから抱きしめる椅子代わりにいつでもなってあげる」と言う。キスまでしたのに「つきあってるとは思えない」と言い放つウ・ヨンウにガッカリして、でも最後はまた付き合い始めた。ウ・ヨンウがとっても好きで彼女を愛おしく観るまなざしがたまらなかった。カン・テオくんに人気の火が付いた理由がよくわかりました。5urpriseの元メンバーでソ・ガンジュンくんと同じグループなので、顔だけは知ってて彼が出てるドラマはあまり観たことがなかったけれど、これからはちょっとマークしたいです。

ライバル会社テサンの弁護士テ・スミ(ジンギョン)がウ・ヨンウの母で、それを隠して生きてきて最後は父違いの弟も現れる。自分を見捨てた母親に、「自分にとっていい母ではなかったけれど、弟にはいい母であってほしい」と言い放ったウ・ヨンウに涙していたテ・スミにウルウルした。ラストシーンは入れなかった回転ドアに一人で入って出れたウ・ヨンウ。そこにイ・ジュノが現れた。彼女の成長の物語でもありました。毎回顔馴染みの俳優さんたちが入れ替わり立ち代わりで出演しているのも、楽しみのひとつでした。余りの人気にカン・テオくんが除隊する2024年に、シーズン2が制作される可能性があることが発表されてます。楽しみです。naonaoお勧め度★★★★★[王冠]

おまけ:ソヌ・ジョンアさんの「Beyond My Dreams」ウ・ヨンウにぴったりの曲でした。


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還魂:光と影 [韓国ドラマ]

韓国ドラマ「還魂:光と影」(Alchemy of Souls)を観ました。

還魂OST (Alchemy of Souls)(韓国盤)

還魂OST (Alchemy of Souls)(韓国盤)

  • アーティスト: VARIOUS
  • 出版社/メーカー: GENIE MUSIC
  • 発売日: 2022/09/21
  • メディア: CD
(DVDはまだ出ていないのでCDを載せました)

2022年の作品。IMDb評価は8.7。ファンタジーロマンス。評価が高いので気になっていたドラマでした。コメディとシリアス、ハラハラドキドキがうまい具合のバランスで、ストーリー展開もテンポ良くできていて全く飽きさせないドラマ。その世界観やCGの使い方、悪者との戦い方が中国時代劇武侠ドラマに似てました。そういう意味では韓国ドラマと中国ドラマのいいとこ取りのようなドラマでした。韓国ドラマなので、中国ドラマよりも断然にCGが美しくその映像美が断然抜きんでていました。テンポがあまりにも良すぎる分、壮大さ優美さは中国ドラマに劣る感じ。それは好みの問題なので仕方のないことですが。

テホ国の先王は、魂を入れ替える術=還魂の魔術を死ぬ前に試したくて、その術を持っているチャン家の主人に頼み込みその主人の体に入り込む。そしてチャン家の美しい奥さんを寝取り子供を産ませる。生まれてきた子供は、本当は王の子でありながらチャン家の長男チャン・ウク(イ・ジェウク)として育てられた。また目の前で幼い時に父親を殺され、身寄りのない子供になったナクスは刺客として育ちその名を轟かせていたが、ムドク(チョン・ソミン)という体の弱い女性の身体に還魂することになると今までの剣術が全く使えなくなる。彼女は体力を回復し術が使えるようになるまで表向きはチャン・ウクのメイドとして働き、裏ではウクにかかっている呪い(エネルギーを封じ込まれ術士として生きられない)を解き、術士として精進を願うウクの師匠として契りを交わす…。

ウクとムドクのふたりの師弟関係から降りかかってくることに命がけで対処していくうちに、だんだん惹かれあっていく二人。そしてナクスに恋をしていてナクスの魂の入ったムドクにいち早く気づき、恋心を隠せないでいる名門ソ家の御曹司ユル(ファン・ミンヒョン)。大企業ソンニンの後継者で遊び人のダング(ユ・インス)はウクと婚約破棄したチン家の末娘チョヨン(アリン)と親たちの反対にもめげず恋を実らせ結婚。ウクの執事のキム・ドジェ(オ・ナラ)とソンニムの総帥パク・ジン(ユ・ジュンサン)の友達以上恋人未満みたいな関係。キム・ドジュに心を寄せる術法の達人(イム・チョルス)。世子(シン・スンホ)は密かにムドクを想っていて、ウクのことも何となくライバル視している…。と、それぞれに微笑ましいキャラクターでした。還魂した体が暴走するとゾンビのようになって、ムドクもそれを恐れているのですが、ラストにその恐れていたことが起こり、ムドクは愛するウクまでも刺してしまいます。ウクの遺体が燃やされそうになったとき、何かが起こり、またムドクは湖に身投げし誰かに助けられてる感じのラストでした…。

今シーズン2が始まっています。シーズン2は全部の話が出そろってからでも観ようかなあと思っています。コロナ禍で100本以上韓ドラを観続けてくると、特別韓国語を勉強しなくても字幕なしに会話が一部わかりはじめたりもしていますが(昔、インタビューで宮沢氷魚くんが「母と一緒に韓ドラを良く観ているので、韓国語が何となくわかる」と言っていたのがよくわかります。そういえば先日氷魚くんがパク・ソジュンくんとパリで食事したことがニュースとなってました)、ムドクがしゃべっている韓国語が他の人と違ってイントネーションも独特、すごく訛っているなあとわかってしまうのも楽しかったです。ちょっとキュートなしゃべり方でした。naonaoお勧め度★★★★★

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アバウトタイム~止めたい時間~ [韓国ドラマ]

韓国ドラマ「アバウトタイム~止めたい時間~」(About Time)を観ました。

アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX1 <シンプルBOX 5,000円シリーズ>

アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX1 <シンプルBOX 5,000円シリーズ>

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: DVD
アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX2 <シンプルBOX 5,000円シリーズ>

アバウトタイム~止めたい時間~ DVD-BOX2 <シンプルBOX 5,000円シリーズ>

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: DVD

2018年の作品。IMDb評価は6.9。ファンタジー、ラブロマンス。イ・ソンギョンちゃん主演なので観ました。やっぱり彼女はとってもキュート。また期せずしてSF9のロウンくんも弟役で出てたので(メチャクチャ若い、幼い)お得感ありました。イ・ソンギョンちゃんのミュージカルスター目指す女優の卵役がピッタリで、「ドクターキム・サブ2」で共演したアン・ヒョソプくんと一緒に彼女がYouTubeで歌っていたので歌のうまさは知っていましたが、やっぱりうまいと再確認しました。ドラマの雰囲気は好きでしたが、御曹司役のイ・サンユンさんがもっと若手のイケメンだったら(失礼)もっと胸キュンだっただろうに、残念と思いました。

人の寿命の時計が見えてしまうミカ(イ・ソンギョン)はドハ(イ・サンユン)に出会うことで、自分の寿命時計がどんどん加算されていくことに気づきます。それまでは100日足らずの短い寿命でしたがいきなり160日くらいになります。ミカはドハに接近してもっと寿命を延ばしたいと願います。ドハは大企業の御曹司でミカに振り回されながら、途中からミカが好きになります。それまでは財閥のお嬢様スボン(イ・セミ)との結婚の話を進めていましたが、それを取りやめると今度はスボンが黙っていず…。

脇役の俳優陣が皆知っている顔でした。お母さん役がナ・ヨンヒさん、秘書役がカン・ギドゥンさん、入院中の年の離れた友達オウさん役がキム・ヘスクさんなどなど。みんな安定の演技力。特にキム・ヘスクさんが語る言葉「大切で貴重で愛おしいものほどすぐ消えてなくなる」などの言葉はこの役者さんが語るからこそ胸にグッとくると思いました。彼女は他のドラマでも人生の神髄みたいなセリフを言う役回りが多いように思います。また「20代のことを30代で振り返ると何と美しかった時代だと思う。30代のことを40代で振り返るとまた同じように思う。40代を50代で振り返っても。50代を60代で振り返っても…。結局それぞれの時代が美しいことを人は知らないだけ」という詩が紹介されていましたが、この詩も素敵でした。

ミュージカルの舞台の一部を見せ(演目は「ヨニの時間は逆行する」~ブラッド・ピット主演の映画「ベンジャミン・バトン数奇な人生」のような話でした)イ・ソンギョンちゃん演じるミカが熱唱する歌の数々がどれも素敵でした。最後の2,3話、ミカがドハの時間を奪って自分の寿命が延びていることを悟って彼から遠ざかり、どこに落ち着くのかと思ったら、二人がまた接近し彼の総ての寿命を奪ったかに見せつつ二人が交通事故で死んだと思わせ、でも結局二人は普通に生きていて、ミカが見えていた人の寿命の時計も見えなくなっていたのでした。最後はバタバタぎゅうぎゅう詰め。でもハッピーエンド。naonaoお勧め度★★★★

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