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REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸 [絵画・美術館展・博物館展]

パナソニック汐留ミュージアムで「REVALUE NIPPON PROJECT 中田英寿が出会った日本工芸 」を観てきました。

ビルボード1

ビルボード2

ビルボード3

公式サイト:http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/16/160409/

この美術館に行くのは十数年ぶり。以前ルオーの絵を観に行ったことがありましたが、この美術館はルオーの絵をたくさんもっているので、この特別展のほかにも小さな部屋にルオーの絵も何点か飾ってありました。もともと小さな美術館なので、あっという間に鑑賞してしまいました。

日本伝統工芸を見直そうとのコンセプトのもと、「陶磁器」「和紙」「竹」「型紙」「漆」を使った作品が並んでいました。それぞれ伝統工芸を使って現代風にアレンジしているのがとっても素敵でした。伝統工芸も現代風にアレンジしたらもっと需要もあるだろうなあと思いました。

奈良美智が作ったUFO鍋はとってもキュートで、そして思っていた以上に大きくて存在感ありました。入口から入ったすぐのところに展示していることもあり、とっても目を見張りこの展覧会の一番の目玉でした。いつも大きな目のちょっと小生意気な女の子の絵を描いていて、よしもとばななの本の装丁などによく使われていたので昔から親しみがありました。また偶然知り合った人が奈良美智と同級生だったらしく、奈良くんと気軽に言っていたのを思い出します。

和紙を使った張り子の白クマもサイズが大きいのにびっくり。等身大だとのこと。また大きな作品では真っ赤な梅の花をかたどった漆塗りのお風呂も目を引きました。また記憶に残っているのは、薄く削った竹を使って英語で詩を書いてある作品。それとオルゴールですが、大きな花弁を広げた漆の花で装飾してあった作品。silver balloon と名付けられた染色道具の型紙のその隙間から漏れる明かりを利用しての照明。それぞれとっても繊細でなんとも美しかったです。やはり美術館に行くのは楽しい!と思いました。

帰りは銀座に寄って帰ってきたのですが、中国人の観光客の多さに銀座が乗っ取られた気分。よくテレビの報道では見ていましたがこれほどになっているとは。日本人よりも中国人のほうが多いのではないかと思えるくらい中国語が飛び交って、中国人が銀座を闊歩していました。凄すぎる!


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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2016-05-07 15:33) 

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