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エリザベス:ゴールデンエイジ [Eddie Redmayneエディ・レッドメイン]

「エリザベス:ゴールデンエイジ」を観ました。

エリザベス:ゴールデン・エイジ [DVD]

エリザベス:ゴールデン・エイジ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
  • メディア: DVD

2007年のイギリス映画で1998年製作された「エリザベス」のその後を同じスタッフとキャストで描く。アカデミー賞衣装デザイン賞受賞作品。エディ・レッドメイン観たさに、また「ブーリン家の姉妹」で描かれていたアン・ブーリンの子供エリザベス1世が描かれているため、続いてこちらを鑑賞してみました。女王には女王の苦悩がたくさんあり、人間はどんな立場にあっても大変なのだなあと思えました。スコットランド女王のメアリーステュアートがイングランドの王位継承を狙い、またスペインのフェリペ2世もイングランド制圧を虎視眈々と狙い、ついにはスペイン無敵艦隊で攻めてくる。その間、新世界を見てきた船乗りのローリーとの束の間の恋、そして傷心…。イギリスの女王ながらの苦労がわかる作品になっていました。スペイン人がたくさん出てくるので英語のほかたくさんのスペイン語も映画の中では使われていました。

エリザベス1世にケイト・ブランシェット、船乗りローリーにクレイヴ・オーエン、側近のフランシスにジェフリー・ラッシュ、侍女のベスにアビー・コーニッシュ、お目当てのエディ・レッドメインはスコットランド女王メアリーステュアートに仕えエリザベス1世の暗殺を試みたものの失敗した若者バビントンという役でした。

この時代の華やかな宮廷の衣装が素敵でした。今も残る肖像画の衣装そのままの衣装で、本当に素敵でした。世界をスペインが牛耳っていた時代。そしてイギリスがそのスペインを倒しイギリスが今度は輝かしい時代に突入するその切り替わる時代。この時代こそがこのエリザベス1世の時代、イギリスにとってのゴールデンエイジでした。政務に忙しいエリザベス1世に、ローリーとの淡い恋愛があり、でもそれは決して叶うことはなく、一生独身で終わった彼女の生涯。たくさんの求婚があったにも関わらずすべてを断り、政務に没頭しました。一番のお気に入りの侍女ベスがローリーと密かに結婚し、侍女ベスがローリーの子供を身ごもったことが分かると、エリザベス1世はベスを解任し、ローリーを牢屋に入れたのでした。

新大陸に行ったローリーがイギリスに持ち帰ったものに、ジャガイモ、たばこが紹介され、女王の前にはたくさんの当時としては珍しい動物がやってきたり、大道芸を披露するエンターテナーの人たちがやって来ました。古今東西の珍しいものが一同に集まりそれはそれは当時としたら華やかで楽しかっただろうなあと思います。

映画で歴史を観て学ぶのも悪くないなと思いました。ちょっといろいろ観てみようかなと思いました。

追記:IMDb評価は6・8です。 


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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます
by naonao (2016-07-08 21:52) 

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