SSブログ

情熱のシーラ [スペインドラマ]

スペインドラマ「情熱のシーラ」(El tiempo entre costuras)を観ました。

情熱のシーラ DVD BOX 1

情熱のシーラ DVD BOX 1

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • 発売日: 2015/08/21
  • メディア: DVD
情熱のシーラ DVD BOX 2

情熱のシーラ DVD BOX 2

  • 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
  • 発売日: 2015/10/23
  • メディア: DVD

2013年~2014年の作品。IMDb評価は8・3。スペインの同名小説のベストセラーをドラマ化。スペイン内戦、第二次世界大戦時のスペイン、モロッコ、ポルトガルを舞台に、お針子の女性が自分の店を持ち、スパイ活動をしながらたくましく生きていく姿を描く。結構なハラハラドキドキの人生でとっても面白かったです。

マドリードでお針子として働くシーラ(アドリアーナ・ウガルテ)は役所勤めの恋人がいたが、他の男性に心奪われモロッコのタンジェまで彼、ラミーロと共にやって来る。しかし彼は一向に働く様子もなくそのうちシーラは妊娠、彼はシーラの持っていた宝石やお金を借りると置手紙し持ち去っていく。傷心のシーラのもとに警察がやってきて父からもらったと思っていたお金は別の息子たちの申し立てでシーラが脅して取ったものだと言われ警察の管理下へ。警察署長はそれでも知り合いのホテルの女将にシーラを住まわせてもらうよう手配してくれた…。初っ端から波乱含みのドラマでハラハラドキドキが止まりませんでした。その後のストーリー展開もこのハラハラドキドキは続き、とにかくこのドラマは全く飽きさせないドラマ展開でした。その上、特にモロッコのタンジェ、ティトゥワンの風物が懐かしくて、イスラム式の家の作りやらスークやらミントティー、ねずみ男が着てるフード付きの長い服、コーラン…と、懐かしさ全開。他にもスペインのマドリードや、ポルトガルが舞台になっていて、戦時下できな臭い時代ではありますが、ちょっと旅行してる気分になりました。

シーラはせっかくティトゥワンで自分の店を持ち繁盛してたのに、スパイの仕事をしないかと話を持ち掛けられてモロッコ式の名前に改名し、スペインに戻って店を持ちながら諜報活動をするという、これまたハラハラドキドキの日々を送り、最終的には恋仲となり一緒になれたイギリス人がこれまた諜報員であったことがわかるという終わりでした。シーラが作るたくさんの衣装や彼女が着る服、店に来る客が裕福な人たちで、その中から親友もでき、その親友ロザリンダも超リッチな人なので(ナチスドイツの高官の愛人)彼女たちの衣装も色々あるパーティーも豪華な屋敷も結構な目の保養でした。

この原作となった本も機会あったら読んでみたいなあと思いました。話の展開、目くるめく感じがチリの作家イザベル・アジェンデの「天使の運命」やシドニィ・シェルダンの「ゲームの達人」などに似ていると思いました。内容は全く違いますが、次々起こることが面白くて面白くてというワクワク感が似てました。naonaoお勧め度★★★★★[王冠]

nice!(18)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

nice! 18

コメント 1

naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-07-11 09:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。