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三国志 Three Kingdoms⑤ [中国ドラマ]

三国志 Three Kingdomsの続き⑤です。

三国志 Three Kingdoms 第8部-天下三分-ブルーレイvol.8 [Blu-ray]

三国志 Three Kingdoms 第8部-天下三分-ブルーレイvol.8 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2012/06/27
  • メディア: Blu-ray

2010年の作品。IMDb評価は8.3。第8部。74話~83話まで。

曹丕が魏王になると、軍を率いてる曹彰を恐れていた曹丕は司馬懿に曹彰が内乱を起こさないよう説得してもらう。また詩のうまい曹植に七歩歩くうちに詩を作ることができなければ罰すると言い、結果良い詩ができたにも拘らず石を減らし別天地へ送ってしまう。また貂蝉にも引けを取らない美女の静を曹丕は司馬懿に贈る。陛下を退位させ魏王が新しい朝廷を開くことを陛下に迫り、陛下は3度詔を書き、形式的に2度魏王が断り3度目に受けるという形を取る。220年曹丕が曹魏を建国。

陛下が都に戻らせないよう曹丕は船で行かせるが、途中陛下自ら船底に穴をあけたその船が沈没し曹夫人と共に亡くなる。益州ではその頃関羽を亡くしてショックで寝込んでいた劉備なのに、その上陛下が亡くなり大泣きしていた。漢室を救うために戦ってきた劉備はもはや生きる意味を失っていた。臣下たちが帝位に就くよう言うが、第2の曹丕と同じで不義になると考えそれを諫める。諸葛亮が病に伏し劉備が見舞うと諸葛亮は劉備に「漢室の末裔なのだから大義がある」と帝位に就くことを説得する。李厳の家に行った劉備は李厳に「蜀はどこに向かうべきか」を尋ねると李厳にも帝位に就くよう諭される。221年劉備は蜀漢を建国。

関羽の恨みを晴らしたい劉備はどうしても孫権の呉を討ちたいが、趙雲にも諸葛亮にも呉を討つのでなく魏を討つべきだと言われてしまう。張飛も呉を討ちたくてうずうずしていていた。劉備に会いに来ると関羽の大きな絵が部屋に飾ってありその思いを強くする。張飛は部下の張達たちに白旗の布の調達を命令していたが調達できずに背中をむち打ちされていた張達たちはまた3日以内に調達しろとの命令で調達できないならばどうせ殺されると考え、寝ている張飛を殺してしまう。張達たちはその後呉に投降するも孫権に獄へ入れられる。李厳は呉の討伐には賛同していて兵と食糧の確保が何とかできるだろうという。関羽も張飛も亡くなって何が何でも呉を討たずにいられない劉備。部下がどんなに魏を先に討つべきと進言しても聴かず。諸葛亮の琴の演奏中弦が切れてしまった。

張飛を殺して呉へ下った二人を呉の使者が連れて劉備軍にやってきた。和睦を申し込もうとしていた呉に劉備は、普通使者は殺さない習わしなのに張達ら二人と共に殺してしまう。関羽の子供の関興や張飛の子供の張苞たちの活躍で劉備軍は優勢。5年間ずっと呉に戻っていた孫小妹を劉備の元に再び送り、劉備の復讐の気持ちを無くし江東を守るために差し出そうとするその母や兄の孫権だったが、劉備はこれを拒否。和睦さえも拒否した。孫権には諸葛瑾が曹丕に助けを求めて魏の下に入るべきだと進言。そして手紙を書くと孫権は呉王として封じられる。ただ曹丕は眺めるだけで呉と蜀をそのまま戦わせておいた。孫垣が夷陵に留まり城を守っていたが、劉備は孫権軍の援軍をおびき寄せるため張苞に城を囲わせ攻めるふりをさせていた。それを部下の忠告も振り切り孫権は兵を出す。その時陸遜はこれで呉はおしまいだという大芝居を討つが、孫権に牢に入れられてしまう。黄忠は自ら囮となり孫権軍を奇襲することにしたが、死角になった場所に引き返した黄忠は孫権側の矢に当たり亡くなってしまう。富池口で孫権側の老将、程普も偵察しに来て亡くなる。この戦は劉備側の勝利となった。

関興が韓当や周泰を討ち、劉備が勝ち続け呉をどんどん手中にいれる中、陸遜が大都督となり最後の砦の夷陵山を守っているが、陸遜は連敗中でもまんじりとせず動かない。出陣命令を出さない陸遜に苛立った孫権の妻の弟は進言して首を切られる。劉備軍は長期戦で疲れており酷暑にやられ秋にでも戦うつもりでいた。暑いからと山の茂みに陣を移した70万もの劉備軍を、陸遜はこれで火攻めができるとほくそ笑んでいた。諸葛亮も劉備軍が移動したことを知って、それこそが陸遜の狙いであり勝負はもうついたと劉備軍の大敗を予想する。遠く離れた司馬懿も、劉備が茂みに入ったことを聞き劉備軍が負けることを予想。「驕兵の計」~わざと負け相手を驕らせ相手が油断したすきに突く策~を使ったと司馬懿は言う。222年夷陵の戦い。孫権軍は劉備軍に火攻めを仕掛けられる。魏延に成都を任せ諸葛亮は劉備のいる白帝城へ赴き、劉備に進言するも心身ともに疲れ果てている劉備は諸葛亮の進言を無視。そして惨敗する。諸葛瑾が同盟を結ぶために使者としてくる。同盟を結びたくない劉備だが選択の余地はない。劉備はこの戦いで具合が悪くなり寝込む。自分の死期が迫っていることを知り、馬謖には諸葛亮と仲良くやるように言い、劉禅には諸葛亮を父親だと思えと言い劉禅に蜀漢を継がせ、諸葛亮には自分の子供の劉禅を託し、劉備は63歳でこの世を去った。同じころ妻であった孫小妹も亡くなった。

とうとう劉備も亡くなってしまった。諸葛亮の意見を無視して呉の征伐に固執したばかりにこんな結果に。自分の子供の劉禅があまり出来のいい子供でないことに心も砕き、諸葛亮に子供のことを託していくのが何とも忍びなかった。三国志の中では一番好きなキャラクターなので、劉備が亡くなってしまい私もガッカリ。naonaoお勧め度★★★★★[王冠]

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-11-25 09:56) 

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