演劇集団キャラメルボックス「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」：naonao　日々のこと：SSブログ

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演劇集団キャラメルボックス「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」　[観劇・踊り・イベント・ライブ] [編集]

So-netさんより当選して頂いた演劇集団キャラメルボックスの「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」を池袋のサンシャインシティにあるサンシャイン劇場にて観てきました。笑わせて泣かせるいい劇でした。So-netさんどうもありがとう。

キャラメルボックスサイト：http://www.caramelbox.com/

カレッジ・オブ・ザ・ウィンドのトレイラー（動画）：http://www.apple.com/jp/quicktime/trailers/ntv/caramelbox/

年に一度の夏のキャンプ旅行でとりあえず家族の絆を保っていた家族が、その旅行で交通事故に遭い、ほしみという女の子を除く家族の全員が亡くなってしまいます。幽霊になった家族が、怪我を負ったほしみに一緒について病院に来ての、てんやわんや。その一方で、唯一の血のつながりのある叔父が、あることで警察に追われ、叔父も病院にやってきて、最後には叔父も幽霊に。叔父の奥さんは自分の好きな人と結婚せず、自分を好いてくれる人と結婚した結果、ほしみの叔父と結婚したのですが、叔父はそのことで「ずっと好きな自分の奥さんがいつも自分のほうを向いてくれず、いつも自分が片思いであることにつかれた」と幽霊になってから白状します。するとほしみはこう言います。「好きならそれだけでいいじゃない。おじさんは自分のことしか考えてない。好きならそれだけでいいんだよ」と。そのセリフでグッと来て、会場からはすすり泣く声が聞こえていました。といっても全体的には笑いを散りばめ、やけにテンション高くて最初はついていけなかったのですが、途中から何となく楽しくおかしくなり、笑えました。もっともっとコメディタッチに仕上げてくれたら更に良かったなあと思います。

会場のサンシャイン劇場は劇場自体が古いためか、椅子が狭く足の置き場もなく、隣の人にすぐ接してしまい窮屈な座席で、とっても疲れました。もっと環境のいい劇場（もっと座席の広い劇場）でやってくれたらこの劇の評価も上がるかなあと残念です。こんな窮屈な座席って、近頃ないのではと思えるくらい狭かったので。

とはいえ、笑えて泣けるこの手のストーリー好きだし、演者はみんな真剣そのもの。元気溌剌で気持ちのいい劇でした。会場のロビーには、モダンミリーのミュージカル時（記事はこちら）にも贈られてた菊川玲と米倉涼子からの花のほか、森三中やアナウンサーの福沢朗からも花が届けられてました。菊川玲と米倉涼子は毎回いろんな劇に花を贈ってるのかなあと感心しました。ロビーは花の香りいっぱいですごくいい香りが漂っていました。

東京公演は8月5日（日）までサンシャイン劇場にて。大阪公演は8月9日（木）～16日（木）までイオン化粧品シアターBRAVA!にて。

カレッジ・オブ・ザ・ウィンド

作者: 成井豊
出版社/メーカー: 論創社
発売日: 2000/07
メディア: 単行本

テーマソングに小田和正を使っていたので、今日は小田和正の曲をピックアップしてみました。

2007-07-07 15:40 nice!(6) コメント(6) トラックバック(0)
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naonaoさんの記事を読むと映画の勉強になるような気がします。
by toshi (2007-07-07 16:21)

東京は良いですよね・・・
試写会や劇などいろいろなものが見れる場所がいっぱいあって・・・
１０年以上前はミュージカルやバレエを東京まで見に行ってましたが、最近は全然芸術的なものにご無沙汰です。

月曜日から旅行に行ってきます。
しばらくご訪問できませんが、帰ってきましたら、まとめて拝見させていただきます。
by miffy (2007-07-07 19:29)

>toshiさん、いつもありがとうございます。
映画も劇もほとんどが招待券を頂いて行ったものばかりなので、全てがいい映画とは限らないし、観たくて観たというものばかりでもないのですが、少しはお役に立ってるようで嬉しいです。

>miffyさん、いつもありがとうございます。
私は東京に生まれて東京で育ってきてるので本当に恵まれてるんだなあと人様から言われるまで全然気づきませんでした。学生の時上京してきた友人に言われて初めて東京ってすごいとこなのね、と思ったくらいです。確かに恵まれてます。有難いです。miffyさん、ご旅行気をつけて行ってきてください。ボンボヤージュ!

>xml_xslさん、いつもnice!ありがとうございます。
by naonao (2007-07-07 21:27)