赤い風船・白い馬

「赤い風船」と「白い馬」をニッショーホールで観てきました。

映画公式サイト：http://ballon.cinemacafe.net/

この作品は両方ともアルベール・ラモリス監督作品で、「赤い風船」は1956年カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞、1956年アカデミー賞脚本賞などを、「白い馬」は1953年カンヌ国際映画祭のグランプリ受賞などを獲ってます。デジタル・リマスターで、蘇りました。

「赤い風船」はまるで風船が生きて意志があるかのように、この男の子の言うことを良くわかって一緒に出かけてます。本当に仲良しです。でも最後にはいじめっ子や悪ガキたちに風船が割られてしまい、男の子が悲しんでいると、あちこちにいた色とりどりの風船たちがその男の子の元に集まり、その男の子を素敵な空への遊泳へと連れて行ってくれます。

すごくかわいらしい映画でした。

また「白い馬」は白黒映画ですが、白い野生の馬と男の子の交流の物語です。暴れ馬なのになぜかその男の子にはなつき、一緒に暮らすようになります。一度はまた白い馬は野生の馬たちのもとに戻ったりもしますが、また男の子のところに舞い戻り、そうこうするうち牧童たちが探しに来てその牧童たちの手から白い馬を守ろうと男の子は必死になって白い馬にまたがり逃げますが、ラストは海にまで追い詰められ海で亡くなってしまうという悲しいものでした。それぞれ40分程度の映画でセリフもあまりなく映像だけで見せるような映画でした。

この映画は今、応援団を募集中です↓。興味あるかたは是非参加してください。

赤い風船/素晴らしい風船旅行

• 出版社/メーカー: CICビクター・ビデオ
• メディア: VHS

あかいふうせん

• 作者: ラモリス
• 出版社/メーカー: 偕成社
• 発売日: 1968/01
• メディア: －

コメント 7

両方ともビデオで見たことがあります。
どちらも子役がとっても可愛かったですね。

by miffy (2008-06-26 14:16) 

赤い風船は小学校の授業で見ました。とても心に残っています。
その後、あの映画がどんなもんなのか、解明しないままでした。懐かしい～～。なんか嬉しいです＾＾
白い馬は見たことがありません。探してみようかな。
by duke (2008-06-28 17:51) 

胸　きゅんとなる映画のようです。見てみたいです。
by kiko1578 (2008-06-28 22:14) 

試写会の２本立て、というのは珍しいですね。
ポエムが漂う映画のようですね。
by たいちさん (2008-06-28 22:46) 

>miffyさん、いつもありがとうございます。
確かにどちらの子役も可愛いかったです!

>dukeさん、いつもありがとうございます。
すごーい。小学校で見たんですね。結構幼少期に見てる人がいる映画みたいなのでdukeさんもなのですね。驚きです。私も見たような見なかったような記憶がかなり曖昧なのですが、何となく見た気がするのですよね。

>kiko1578さん、いつもありがとうございます。
何かすごく素朴で可愛らしかったです。

>たいちさん、いつもありがとうございます。
短編なので2本にしたのでしょうね。以前石井竜也が監督した映画も短編2本で試写会あったのですが、その時は観に行けなかったので今回が初めての短編試写会でした。

>toshiさん、xml_xslさん、コールドターキーさん、くろたさん、いつもnice!ありがとうございます。
by naonao (2008-06-29 13:44) 

この２つの映画、ずっと探していたんです～！というのも、大学の色彩学の授業でどちらも見たことがあり、特に「赤い風船」をもう一度見たかったのです！タイトルも覚えていなくて、探しようがなかったのですが、あやふやな内容から密かに探してました。最近になって、この映画が話題にあがるようになって、これだ～と気付いたんです！
どちらも素敵な映画ですよね～！？公開されたら、絶対に見に行くつもりです．．．♪
by Mimosa (2008-07-01 00:23) 

>Mimosaさん、いつもありがとうございます。
ず～と探してた映画があるなんて素敵ですね!
でも良かったですね、見つかって。
映画堪能してきてください。

>りゅうさん、いつもnice!ありがとうございます。
by naonao (2008-07-08 21:09)