それでも恋するバルセロナ [Woody Allenウッディ・アレン]
「それでも恋するバルセロナ」を、ソニー・ピクチャーズ試写室で観てきました。今回DVD発売を記念しての試写会でした。
映画公式サイト:http://sore-koi.asmik-ace.co.jp/
監督・脚本ウッディ・アレン。この映画で第81回アカデミー賞助演女優賞を獲得したペネロピ・クルスとウッディ・アレンの作品に出演し続けてるスカーレット・ヨハンソンが出演。作品自体は第66回ゴールデン・グローブ賞も受賞してます。
「ボルベール(帰郷)」はもろスペイン映画でしたが、この作品もスペインのバルセロナとオビエドを舞台に、英語とスペイン語の映画なのでペネロペ・クルスの本領発揮という感じの映画になっていました。ペネロペ・クルスは自殺未遂を犯したりする気性の激しい芸術家でしかももて男の元妻、マリナ・エレーナ役を演じ、そのセクシーなもて男、ファン・アントニオ役にはハビエル・ダルデム。二人ともスペイン人なのでこのロケ地スペインの地や役にピッタリはまってました。
ファン・アントニオを見てすぐ恋に落ち、自由奔放な恋愛を楽しむクリスティーナ役にスカーレット・ヨハンソン。堅実で婚約者がいながらもファン・アントニオに恋するヴェッキー役にレベッカ・ホール。長い結婚生活でワクワクドキドキすることがなくなり同じ轍を踏んでほしくないとベッキーを応援するジュディ役にパトリシア・クラークソン。それぞれに皆いい味を出してました。
私自身バルセロナには2回行ったことがあり、2週間ほど滞在したことがあるのですが、ガウディのサグラダ・ファミリアやグエル公園など懐かしい気分で観てました。ウッディ・アレン自身がバルセロナが大好きらしくバルセロナに敬意を払う意味でこの映画を撮影したということです。この映画を観たらきっと誰もがバルセロナに行きたくなるだろうなあと思いました。やはりスペインはいいなあ~と思いました。
映画はファン・アントニオ中心に、クリスティーナ、ヴェッキー、マリナ・エレーナを巻き込んでのごちゃごちゃな恋愛事情へと展開。スペインという情熱的で開放的な場所なくしてはこんな展開はきっとなかっただろうなあと思える作品でした。人生を謳歌しようとするスペイン人の、ラテン的な生き方はいいよなあ~、見習いたいなあ~と思いました。
しかし激しくこんがらがった厄介な生き方、恋愛ゆえに決してそれは長続きはせず、結局はアバンチュールとして終わるのでした。
息が詰まったらスペインにレッツゴーだなあと思いました。この映画から伝わるスペインの空気がとても開放的でリラックスできるのを思い出しました。めちゃくちゃスペインに行きたくなった~!(スペインでなくてもラテンの国ならどこでも!)
こんばんは。naonaoさんは、バルセロナに
何度か行かれてるんですね。
私は、スペインには縁がなくて。とっても行きたいの
ですが。そういう意味で、この映画観たのですが、
もっと風景をって感じの印象でした。(^^;;
by ぷーちゃん (2009-11-28 00:49)
スペイン語を公用語にしてる国はどこも大らかで良いですよね~
by miffy (2009-11-29 15:22)
バルセロナは妻の友人がいて、2回訪問し、泊めてもらいました。大好きな街です。この映画も観ようと思っていましたが、観そびれていました。DVDで観ますね。
by たいちさん (2009-11-30 14:08)
>nice!をくださった皆様、ありがとうございます。
>ぷーちゃんさん、ありがとうございます。
まあ風景目的で風景期待して観るならそれは不満かもしれませんよね~。
私としてはバロセロナのガウディーの建物や、お父さんの家とか、レストランとか、オビエドの建物とか、スペイン語の会話とかで結構楽しくなる映画でした~。
>miffyさん、ありがとうございます。
スペイン語圏最高にいいですよね~。今度生まれる時はスペイン語圏に生まれたいなあ♪と思ってます。
>たいちさん、ありがとうございます。
知り合いの方がいて泊まらせてもらうのはいいですね。バロセロナは雰囲気あって本当に素敵な街です。また行きたいなあ~。
by naonao (2009-11-30 21:46)
夏頃だったかな、この映画見てきましたよ。私もバルセロナに2度行ってたので、タイトルから"バルセロナ"とついていたので気になって見に行ったのでした。
バルセロナ、懐かしくやっぱりいいところですね。青い空と情熱的な恋が似合う街ですね!naonaoさんと同様、私もまたバルセロナへ行きたくなりました!
話の展開はよかったけど、結末を期待し過ぎたのか、イマイチだった記憶があります。
by Mimosa (2009-12-01 01:20)
>Mimosaさん、ありがとうございます。
確かに終わり方はちょっと残念でしたね。ウッディ・アレンの映画にしてはいまひとつだったのかもしれませんが、舞台がバルセロナと言うことでやはり惹かれる映画には違いありませんけどね。
by naonao (2009-12-03 21:04)