フライドグリーントマト・マネーボール [アメリカ映画 ドラマ]
2本の映画を観ました。
「フライド・グリーン・トマト」
1990年の映画。キャシー・ベイツ、ジェシカ・タンディ出演。老女が一主婦に語って聞かせる自分の若き頃の物語。大好きだった兄を列車事故で亡くし、兄の恋人であった女性と共に二人は大変なショックを受けます。共通の人がとても好きだった二人の間には特別な絆が生まれます。この女性二人は、黒人やホームレスも分け隔てなく迎え入れる食堂を営み、その食堂の看板メニューにこの映画のタイトルとなるフライド・グリーン・トマトがありました。1930年代~60年代の南部アラバマを舞台に人種差別が時代背景にあり、KKKに襲われたりするシーンも出てきます。兄の恋人だった女性が結婚した暴力亭主から逃れたときに脅しにやってきて、その暴力亭主が姿を消すと殺害されたのではないかとの容疑が老女本人にかかり裁判が始まります。でもそれは牧師の粋な計らいで容疑が晴れます。そして今、老女が病院を退院するとそのかつて食堂だったところが取り壊しとなってしまい、がっかりしてしまいますが、この老女の昔話を聞いて勇気をもらった一主婦がこの老女を引き取って一緒に暮らしたいと申し出るのです・・・。
久々に何だかしっくりくる映画を観た感じです。いい映画でした。沢の鶴が主催の試写会だったので日本酒の試飲と、映画にちなみグリーントマトのフライとオリーブのおつまみが出てご相伴に預かりました。その上お酒のお土産までついてくるおまけつきでした。戸田奈津子さんのトークショウも最後にありましたが、戸田奈津子さんは何度か以前観たこともあり翌朝早かったので先にお暇しました。90年代は旅行に明け暮れていたので、映画はほとんど観てないに等しいです。この時代の映画もちょっとチェックしたいなあと思いました。
「マネーボール」
公式映画サイト:http://www.moneyball.jp/
ブラッド・ピット主演。貧乏野球チームのオークランド・アスレチックスのジェネラルマネージャーであるビリー・ビーンが2000年頃から型破りな采配でチームを勝利へと導く実話を元に作られた映画。データ重視で、評価をあまりされていない選手を球界から探しだし、安い予算の中で最大の成果(勝利)をあげる「マネーボール理論」は一躍彼を有名にしたと言われています。ビリー・ビーンは今も現役で、引き続き同じオークランド・アスレチックスのジェネラルマネージャーをしているとのこと。彼の活躍を評価し、1250万ドルというオファーがボストン・レッドソックスからあったとき、「お金によって人生を左右されたくない」との思いからこれを断ったというのは、なかなかいいエピソードでした。野球がたいしてわからなくても結構楽しめる映画でした。
また、野球解説者の古田敦也(かつてヤクルトスワローズの捕手で監督)がゲストでトークしていきました。細身で結構スマートでした。
11月11日からロードショーです。
1990年の映画を上映する試写会なんですね。おまけが魅力的ですね。私は野球が好きなので、「マネーボール」が気になりますね。
by たいちさん (2011-10-12 12:10)
トマト祭りで緑のトマトが飛んできたら痛いなぁとか、
緑のトマトをフライにしたらどんなお味なのかな~って
不思議に思いつつ、あ、映画なのか~って。。。(^_^;)
そしたら、グリーントマトのフライとオリーブのおつまみと、
ほんとにトマトのフライが出てくるなんてビックリでした!
お味はいかがでしたか???ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2011-10-13 00:03)
>nice!をくださった皆様、ありがとうございます。
>たいちさん、ありがとうございます。
野球好きなたいちさんは、「マネーボール」が観たいだろうなあと思いましたよ。ブラピの演技もなかなかでした。
>りゅうさん、ありがとうございます。
フライドグリーントマトって初めて食べましたが、すっかり冷めていてお世辞にもおいしいとは言えませんでしたが、珍しいものを食べさせてもらいました♪そして映画にちなんでそんな料理を用意するなんてとても粋な計らいで、素敵!!と思いましたよ。
by naonao (2011-10-16 16:42)