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陽だまりの彼女｜失恋ショコラティエブログトップ

花より男子　花より男子2（リターンズ）　花より男子ファイナル　[松本潤（嵐・松潤）] [編集]

ドラマ「花より男子」「花より男子2（リターンズ）」映画「花より男子ファイナル」を観ました。

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映画「陽だまりの彼女」を観て、松潤が気になってこの「花より男子」のシリーズを観始めたらこのラブコメにすっかりやられてしまいました。面白かった!です。人気漫画のドラマ化、そして2作目のドラマ化、ついには映画化。2005年、2007年、2008年の作品です。

貧乏な庶民の女子高校生牧野つくし（井上真央）が俺様キャラで超お金持ちの御曹司、道明寺司（松本潤）と恋をするその恋愛模様。
F4と言われるが仲間がいて道明寺のほか、花沢類（小栗旬）、西門総二郎（松田翔太）、美作あきら（阿部力）もすべてお金持ちの御曹司たちでよくつるんでいる。

もともとが漫画なのでありえない設定がたくさんあったけれど、それでも面白かったです。雑草のようにたくましいつくしは井上真央がはまり役だったし、俺様キャラでまっすぐな性格、日本語の言い間違えが数多い道明寺にはかなり笑わせてもらい（NAVERには道明寺のセリフをまとめて載せてます。読むとまた笑えてしまう→http://matome.naver.jp/odai/2136936032824230701）、松本潤がこれまたはまってました。

個人的には道明寺のキャラより花沢類のキャラが好きで、花沢類に毎回胸キュンしてました。クールでマイペース、芸術肌でつくしが困ったときには駆け寄りさりげなくそしてタイムリーに助けてくれる王子様的存在。花沢類になりきった小栗旬のその声、トーン、しぐさ、セリフが全部ステキで、個人的にはつくしは道明寺とより花沢類と一緒になったほうがいいのに・・・・と思っていましたが・・・。花沢類というキャラ。これは女性の永遠の憧れかもしれません。これまで他の作品で小栗旬の演技はあまり目に入ってませんでしたが、小栗旬の花沢類もまたはまり役で良かったです。

笑える箇所は道明寺ばかりでなく、つくしのバイト先の女将さんの恋バナもしかり。毎回笑わせてもらいました。また時には切なく哀しく泣ける場面、エピソードもあり、特に、総二郎が幼馴染の女性を好きだったのに、相手が自分でなく自分の兄を好きだと思い込み、バレンタインの日の朝6時に東京タワー近くのビルの屋上に呼び出されていたにも関わらず、お茶らけて行かなかったのです。そして一年後に当時行かなかった場所にひょんなことから行くことになり、その時間行ってみると3分間だけ、看板が太陽に反射して自分が彼女に呼ばれてたジローという名前が映し出され、そのあとすぐスキ　ジロー　という文字が浮かび上がり、彼女の気持ちがわかります。しかしもうその時には時遅し。彼女は結婚することになっていました・・・。このエピソード、すごく泣けました。

また道明寺の婚約者、大河原滋（加藤夏希）がファンキーでちょっとぶっ飛んだ底抜けに明るい財閥の令嬢なのですが、最後は好きになった道明寺をたてるように、自分から結婚を破棄し会社の合併などの話はそのまま道明寺家に不利にならぬよう話をします。滋は道明寺が好きで好きでたまらず自分はそのまま結婚したかったにもかかわらず、道明寺を思いやる気持ちから完全に身を引くのです。これも泣けました。表では明るく振る舞う滋。でも陰では涙をいっぱい溜めていました。好きな人のために自分が身を引くというエピソードに私はかなり弱いです。

ドラマと違い、映画は少し物足りなくもありました。映画は漫画にないエピソードらしく独自に作ったものらしいです。懐かしの登場人物が一堂に会してつくしと道明寺の結婚式が執り行われるラスト、それまでの謎が解けたラストは良かったけれど、初っ端にティアラが何者かに盗まれ、ラスベガス～香港～南の無人島とわけのわからぬままに突き進んだストーリーはちょっと間延びしたかもな。それでもドラマを観たファンたちは、見知ったキャラの再会に心驚かせはしたと思いますが・・・。

アニメ単行本、CDブック、テレビ版アニメ、劇場版アニメ、台湾版、中国版、韓国版、1995年実写版映画、ゲーム・・・・とこのテレビドラマ、映画のほかにも様々な形で表現、展開されているので、機会があればまた別のものでこれを観てみたいです。

また嵐の曲も使われ、遅まきながらリピして聴いてしまうこのごろです。

ラブコメ最高～!です。