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僕だけがいない街 [日本映画 ドラマ]

「僕だけがいない街」を観ました。

僕だけがいない街 スタンダードエディション [Blu-ray]

僕だけがいない街 スタンダードエディション [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: Blu-ray



三部けい原作の大ヒットコミックを実写映画化。自分の母親が何者かに殺されると、何故か18年も前にタイムスリップしており、小学生の自分がいた。「リバイバル」と主人公が呼ぶ現象がそれ以前から度々主人公の身に起きていたのですが、最初何故いきなり小学生に戻っているのがわかりません。しかしその時点から戻ってやり直しをしなければ母親救えないと悟り事実を変えていきます。その当時の小学生殺人事件を解決しなければ母を救うことができないとわかり、その時に「リバイバル」する度に主人公は奔走します…。

主な人物は次の通り。売れない漫画家でピザ屋でバイトをしている藤沼(藤原竜也)。同じバイト仲間でプロのカメラマンを目指す愛梨(有村架純)。女手一つで藤沼を育ててくれた母親(石田ゆり子)。そして小学生の藤沼(中川翼)と彼によって児童虐待から逃れて命拾いした同級生の加代(鈴木梨央)。またその時の担任の先生の八代(及川光博)。

特に光っていたのは小学生を演じていた本当の小学生の中川翼くんと鈴木梨央ちゃん。二人の演技に脱帽でした。また母親の石田ゆり子さんはちょっと若過ぎてきれいすぎてミスキャストだったかも。母親殺しと放火の罪が藤沼や愛梨に降りかかるのですが、なぜ警察に説明をせず逃げ回るのか理解に苦しむところもありましたが、映画の流れが全体的にスムーズで、この映画の世界に入り込みやすく結構夢中になって観ました。そういう点ではすごくいい映画でした。また最終的には小学生殺人事件の真の犯人を突き止めた一方、自分が犯人に刺されてそのまま亡くなってしまう、結果的には自分が亡くなって母親は救われ、彼が描いた漫画だけが残りその漫画は過去を修正したために大して関わりのなくなってしまった愛梨の愛読本となって彼女を力づけているのですが、その最後の自己犠牲的なところや、あちこちにちらほらと胸にグッとくる箇所もあったりで、ちょっとテレビドラマの「未来日記」や映画の「GANTZ PERFECT ANSWER」を思い出させました。

原作を読んでいる人からするとこの映画ははずれ、ということになるらしいのですが、私は原作を知らないので、少し唐突すぎておかしなところもご愛敬でそれなりに楽しめ良かったです。やはりタイムトラベルものは大好きだと思いました。観れて良かったです。


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U3

 デスノートの頃から藤原竜也は結構好きな俳優です。
by U3 (2016-12-02 16:36) 

naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。

>U3さん、コメントありがとうございます。
私自身は、藤原竜也の出演作はほとんど観ていないに等しいです。この映画では飄々とした感じの役で、好感が持てました。
by naonao (2016-12-03 17:39) 

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