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LION/ライオン 25年目のただいま [オーストラリア映画]

オーストラリア映画「LION/ライオン 25年目のただいま」を観ました。


LION/ライオン ~25年目のただいま~ [Blu-ray]

LION/ライオン ~25年目のただいま~ [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2018/10/05
  • メディア: Blu-ray






2017年の作品。IMDb評価は8。実話を元にした映画。インドで迷子になった子供がオーストラリアで養子になり、25年経ってグーグルアースで自分の村を見つけ母と再会する話。


インドで兄と一緒にお金を稼ぎに出た5歳のサル―。でも電車に乗って駅に着くとサル―は眠くて起きてられない。兄が「ここで待っていて」と言い残し去っていくと、後から起きたサル―は停車していた電車の中へ。そのうち電車はコルカタ(昔のカルカッタ)まで走りだす。コルカタでは大人に追いかけられ、女の人に声を掛けられ家に行くと翌日に男の人がやってきて品定めされ危機一髪で逃げ出し、今度は親切な男の人に警察に連れて行ってもらい子供たちの収容所へ。そこで親探しの広告を出すも反応ないため、オーストラリアへ養子に出ることに。


インドのロケのシーンがやはり一番強烈でした。特にサル―が迷子となって一人彷徨う辺りから。そして大人が子供を連れ去るシーンも、男が彼を品定めするかのように見るシーンも。人身売買や臓器提供などに巻き込まれていたかもしれず、本当に怖いなあと思いました。彼は何かを察して逃げ出したので助かったので良かったのですが。年間実に8万人もの行方不明の子供がインドでいるとのこと。運良ければちゃんと戻れたり、いいところに養子になるでしょうが、悪くすれば…。

そして25年という歳月を経て、文明の利器グーグルアースで生まれ育った村の名前を突き止め、見事インドに戻って母と再会できたのは奇跡のようなお話です。そして悲しいかな、一緒に出かけた兄はその日のうちに列車に巻き込まれて亡くなってしまったとのこと。母親は戻ってこない二人の息子の帰りを待ち、遠くに引っ越ししては息子たちが戻ってきても会えないと思い遠くには引っ越せなかったとのこと。

感動作でした。


子供時代のサル―が可愛かった。大人になったサル―役は「スラムドッグ・ミリオネア―」のデヴ・パテル。里親役はニコール・キッドマン。サル―の恋人役は「キャロル」のルー二ー・マーラでした。

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-04-23 20:47) 

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