賢い医師生活：naonao　日々のこと：SSブログ

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賢い医師生活　[韓国ドラマ] [編集]

韓国ドラマ「賢い医師生活」（Hospital Playlist）を観ました。

出版社/メーカー: Kroom
メディア: Blu-ray

2020年の作品。IMDb評価は8・8。評判がいいので観たいと思っていました。今は既にシーズン２も終わり人気があるのでシーズン３を期待する声も上がっているようです。5人の医師の仲の良さ、その絆の深さが描かれ、恋愛や私生活、人生の選択に悩む姿を描き、また医師として患者の気持ちをも汲み取り使命を果たすその姿を描いています。医療ドラマによくある手術や様々な患者の病気はかなり端的に見せているにもかかわらず、毎回泣かずにはいられませんでした。

肝胆膵外科のイクジュン（チョ・ジョンソク）、小児外科のジョンウォン（ユ・ヨンソク）、心臓外科のジュンワン（チョン・ギョンホ）、産婦人外科のソッキョン（キム・デミョン）、脳神経外科のソンファ（チョン・ミド）がとにかく仲が良くて忙しいのに、食事は一緒に取れる人が取り、週末はバンドを結成してバンド活動。イクジュンの子供ウジュが熱を出しイクジュンが夜中に仕事で出かけなければならない時にはソンファが家に来て子供の面倒を見たり、ソッキョンの母が入院して手術となれば皆が彼に駆け寄り長く病院にとどまる彼に一度戻るように言い…とお互いがお互いを助け合うそのチームワークが整っていて羨ましい限りの仲間たちでした。また恋愛事情もいろいろあって、最後はかなり動いたのですがその続きはシーズン２にお預けって感じで終わってしまいました。イクジュンとソンファの関係は？ジョンウォンとインターンの女医との関係は？ジュンワンとイクジュンの妹の関係は？…と気になります。この先どうなったのか知りたくてモヤモヤ。

医療ドラマは結構泣けますが、このドラマは患者のことを他の医療ドラマよりも長く見せていずかなり短い尺で見せているのですが、毎回毎回泣けました。短い時間にどっと涙が溢れ、そして何分もしないうちに笑わせてくれたりほっこりさせてくれたりという感じでした（日本のドラマ「コウノドリ」でも毎回毎回泣けましたが、「コウノドリ」のほうがより患者に焦点を充て長い尺で見せてるので泣ける時間が長かったです。本格的に泣きたい人は「コウノドリ」がお勧め）このドラマは12話と短いと思いきや1話が80分～最終話は110分もあり、結構長かったけれどどのシーンも要らないところがないくらい素晴らしかったです。それにしても医師たちは食事中でも休みでも何でも電話が鳴って呼び出されたらすぐに病院に駆けつける。医療ドラマでは当たり前に観てきたし現実でもそうなのでしょうが、これには何度観ても毎回頭が下がります。また色んな患者がいてその対応にも医師の人間性が出て、ここに出てくる医師たちはみな人間的にもできた人たちばかりで素敵だなあと思いました。心を尽くし言葉を尽くして対応していて。優しさに溢れ、善意に満ちていて。優しさと善意の塊のような医師たちで。本当に人間の鏡で、いいお手本だなあと思いました。

「幸せのレシピ～愛言葉はメンドロンドット」で観てたユ・ヨンソクさんの演技も観たいと思っていたので観れて良かったし、コ・アラちゃんがイクジュンの元恋人役で出ていて「花郎（ファラン）」以来で、すごく美しくなっているのでびっくりしました。またユ・ヨンソクさん演じる小児外科のジョンウォンが兄弟が多く仏様というニックネームを持ち、子供たちが治って元気になると上機嫌になり子供とたくさんの会話をして、「人の幸せな姿を観ているのが幸せというタイプの人間（ソンファの分析）」で神父を目指していたけれど最後それを辞めた感じでしたが、知り合いで忘れられない人に状況がとても良く似ていて（人間ができていて自分より他人の人を優先し自分は二の次、兄弟が多く、小児科の医師で、神父ではなく僧侶になるのを諦めず僧侶になったという結末が違ったけれど）その人のことを思い出してしまいました。人気のある理由がわかるドラマでした。シーズン２も観たいです。naonaoお勧め度★★★★★