ホテルキング

韓国ドラマ「ホテルキング」(Hotel King)を観ました。

ホテルキング DVDコンプリートBOX

• 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
• 発売日: 2015/04/08
• メディア: DVD

2014年の作品。IMDb評価は7・2。イ・ドンウク主演。ホテルを舞台に繰り広げられる権力争いと陰謀、そしてラブロマンス。イ・ドンウクさんの様々な表情を観れて満足です。ただ32話とちょっと長かった。

幼い時に街のギャング団の様なところで必死に生きてきたジェワン（イ・ドンウク）はホテルの副会長イ・ジュング（イ・ドクファ）に出会い、実父がそのホテルの会長であることを聞き、復讐するためにそのホテルで総支配人まで上り詰める。父が自殺するとその一人娘というモネ（イ・ダへ）がやってきて、初めは邪魔に思えていたがどんどん彼女に惹かれるジェワンであった…。

権力争いの構図や敵味方の構図がドラマ進行と共にどんどん書き替えられ、そこに出生の秘密やらも絡んできて、しかも副会長のイ・ジュングがドロドロし、ペク理事の動きが怪しすぎて結構目の離せないドラマ展開で面白かったです。実はジェワンの父親が会長でなく、副会長のイ・ジュングであったり、母親がペク理事（キム・ヘスク）であったり、その養子のローマン・リー（チン・テヒョン）が幼いジェワンと一緒にいた弟のような存在であったりと、どんどん繋がっていくのですが、最後はついたり離れたりを何度も繰り返しながら、ジェワンとモネのハッピーエンドというお話でした。

イ・ドンウクさん観たさに観たドラマでしたが、喜怒哀楽がすごくあるドラマだったので彼の色んな表情を観れて良かったです。オレンジ色系のリップを塗った感じのドンウクさんの唇がプリプリしていて、白い肌にとっても生えていて、他の女優さんたちの唇よりもとっても魅力的に見えてしまいました。大きな目をひんむいたその表情や、大粒の涙やら、大笑いしてるその笑顔など、このドラマでは演技の見せどころがたくさんあり、やはりこの人は演技力があって実力あるなあと思いました。「トッケビ」の死神も「真心が届く」のジョンロクも良かったけど、このドラマのジェワンも良かったです。ちょっと影のある役がとっても良くお似合いだと思いました。またヒロインのモネを演じたイ・ダへさん。まるでお人形みたいで可愛らしく。そして明るくて前向きな感じがこのドラマではとてもホッとさせる存在でした。毎回変わる衣装も素敵でした。それとびっくりしたのがペク理事演じたキム・ヘスクさん。「君の声が聞こえる」や「ピノキオ」でもお馴染ですが、このドラマでのキリリとした理事の姿からジェワンの母としてジェワンに再会し半狂乱になり大泣きするシーン、そして事故で記憶を失って天真爛漫に振る舞うシーンなどもう目を見張る演技の連続でした。ベルボーイ役は「知ってるワイフ」で若い銀行員役を演じたエンくん。フロント役は「キム秘書はいったい、なぜ？」でウシクの失敗ばかりしてる秘書役のキム・イェウォンさん。メイド役は「コンビニのセピョル」のデヒョンの母役、「この恋は初めてだから」のジホの母役のキム・ソニョンさん。お馴染の顔も良かったです。

32話では流石に長かったので16話にコンパクトにしてくれたらよかったドラマだと思いました。また暴力や怒号、罵りなどのシーンは嫌いだったので、結構飛ばして観てました。naonaoお勧め度★★★

コメント 1

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-11-21 10:39)