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スタートアップ:夢の扉 [韓国ドラマ]

韓国ドラマ「スタートアップ:夢の扉」(Start-Up)を観ました。

スタートアップ: 夢の扉

(人気があってDVDが売り切れ。画像はFilmarksより拝借しました)

2020年の作品。IMDb評価は8・1。人気のぺ・スジちゃんとナム・ジュヒョクくんのドラマで評判良いので観ました。IT会社を起業することが夢の若者たちの物語で、夢に突き進んでいく彼らがとってもキラキラ輝き爽やかで元気がもらえるドラマでした。「Follow Your Dreams」「海図のない海を航海することは素晴らしい」「失敗したとしても後悔しないし、これからだってその決意を後悔しない」「夢を諦めない」「傷ついても突き進んでいく」「Pay It Forward」のような言葉が出てきて、企業家精神の一端を見るドラマで結構好きなドラマでした。

ダルミ(ぺ・スジ)が幼い時に両親が離婚。ダルミは父側に、姉のインジェ(カン・ハンナ)は母側に別々につくことに。そしてダルミは後に父を亡くし祖母(キム・ヘスク)に育てられてもきましたが、両親のいないジピョン(キム・ソノ)がダルミの祖母の世話になったのを縁に、ダルミの祖母はジピョンにダルミを励ます手紙を書いてほしいとお願いし、ダルミとジピョンが長年文通することに。しかし、ジピョンが使っていた名前は偶然目にした数学オリンピックの1位を獲ったドサン(ナム・ジュヒョク)の名前でした…。

ダルミとジピョンとドサンの三角関係でファンの間からはジピョン派かドサン派かみたいな論争もあり、大抵私は脇役の人のほうが好きになるのですが、今回は主役のドサンの方が好きでした。才能あるけれど自分に自信がなく隠れているようなタイプのドサンが、ジピョンから長年のダルミの文通相手として振る舞うよう依頼されダルミに好意を持たれ、でも途中それが嘘であり、また会社自体が乗っ取られ二人は別れることになり彼はシリコンバレーへと旅立ちます。帰国して二人は仕事で偶然再会しお互いが成長してまた同じ志を持って会社で働き始め、最後は仕事も順調、私的にも二人がゴールインというハッピーエンドでした。一方ジピョンは施設で育ち、途中ダルミの祖母にも世話になり、その間株を勉強して一財産築き自分で学費を稼いで自ら投資家となり確固とした地位を築いたしっかり者。その彼が本当はダルミの文通相手でダルミがいう初恋の相手のはずですが、彼はダルミの夢を壊したくないと一歩引きダルミが好きなのにドサンに長年の文通相手を演じさせます。陰でずっと支えるような役回りで仕事上でもいろいろ面倒を見ていきます。でも本当に好きならなぜ早く好きだとダルミに言わないのか?そしてドサンがシリコンバレーに行ってしまった時になぜダルミにアタックしないのか?と思ってしまいました。思いやりあるのはいいけれど、遅すぎだなあと。

またダルミの祖母がジピョンに掛ける言葉が素敵で何度も涙しました。キム・ヘスクさん、「ホテルキング」や「君の声が聞こえる」でも演技力が光ってましたが、ここでも記憶に残る演技でした。そしてぺ・スジちゃんとナム・ジュヒョクくんは作品にも恵まれているなあと思いました。このドラマの脚本は「あなたが眠っている間に」「ピノキオ」「ドリームハイ」を書いたパク・ヘリョンさんで、道理で脚本も素晴らしかったわけだと思いました。音楽も素敵で、特にガホさんのRunningを聞くだけで元気になります。naonaoお勧め度★★★★★

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-11-24 00:05) 

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