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空から降る一億の星 [ソ・イングクSeo In Guk徐仁國]

韓国ドラマ「空から降る一億の星」(Hundred Million Stars from the Sky / The Smile Has Left Your Eyes)を観ました。

空から降る一億の星 コンパクトDVD-BOX[スペシャルプライス版](特典なし)

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2020/12/16
  • メディア: DVD

2018年の作品。IMDbは7・7。ソ・イングク主演。ミステリー風のラブストーリー。原作脚本は北川悦吏子。日本ドラマもありこれは韓国版です。大泣きするとの評判でいつ泣けるのかという感じで観てしまったため良くなかったのですが、最終回は確かにすべてがわかって大泣きしました。全体的に暗く、重く不穏な雰囲気が流れ、主役のソ・イングクくん演じるムヨンの正体がつかみどころがなく、犯罪に関わってるのではないかと危険な感じがいつも付き纏うので、ラブストーリーの本来持ってる甘い感じがあまり楽しめなかったのが不満でした。最後も悲しすぎる結末で、観ていられなかったです。

ジンガン(チョン・ソンミン)は両親を亡くし、血のつながりのない警察官の兄(パク・ソンウン)と暮らしています。ジンガンはムヨン(ソ・イングク)と仕事先のパーティで知り合いますが、ある出来事が起きたのをきっかけに友人のスンアがムヨンに夢中になります。そしてその後スンアが事故で亡くなり、ムヨンは行方不明になり、兄はムヨンに関わるなと忠告。そしてムヨンにいつも腹を立てているジンガンでしたが、いつしか惹かれるようになっていきます…。

ムヨンが児童養護施設で育ち、愛を受け入れることもできず本当の自分もさらけ出すことのできないという境遇の持ち主。ジンガンの兄は絶えず警告を鳴らし、ジンガンをムヨンに近づかないように口うるさく言い、殺人事件との絡みで初めからムヨンが犯人なのかそうでないのか、前半はラブストーリーというより刑事もののサスペンスといっていいほどのドラマでした。下手をすればラブストーリーであることを忘れて観てました。やっと後半くらいからこれはラブストーリーだったのだと再認識し、ムヨンとジンガンの幼い時の秘密、真実が徐々に明らかになるにつれ、そして真実を知る前にムヨンは人を銃で撃ち、そしてムヨンとジンガンもまた銃で撃たれて亡くなってしまうという悲劇が待ち構えていました。ムヨンはジンガンを大切な人だと思うようになり、やっと彼女には少しずつ心を開いてきましたが、大企業の常務からムヨンとジンガンは血のつながりのある兄妹であるのに、一緒に寝たのかと馬鹿にされムヨンはカッとなって銃で撃ってしまうのです。しかし本当は血のつながりはなかったのに。そこから仕返しのようにムヨンとジンガンが二人でいるところを撃たれます。真実を知るのがあまりに遅かったのが悲劇でした。真実をもっと早くに知っていれば起きなかったであろう悲劇。予想もしなかったあまりにも悲しすぎたサッドエンディングにかなりショッキングでした。全編通して観ていて苦しいドラマでした。naonaoお勧め度★★★

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-01-16 09:17) 

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