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ナビレラーそれでも蝶は舞うー [韓国ドラマ]

韓国ドラマ「ナビレラーそれでも蝶は舞うー」(Navillera)を観ました。


2021年の作品。IMDb評価は8・8。作品の評価が高く、今最も注目されてる若手俳優のソン・ガン主演ということで観ました。ウェブトゥーンが原作。若い時にできなかったバレエの夢を70歳になって叶えようとする老人と23歳のバレリーナの交流を描いたヒューマンドラマ。結構泣けました。

自分が子供のころには家が裕福ではなく憧れていたバレエなど習わせてもらえず、また家庭を持ってからは家族のために働くことに必死でバレエは全く目に入らずにいたドクチュル(パク・イナン)。退職するとずっと憧れていたバレエに目が行き、学ばせてほしいとバレエの門を叩きます。そこで23歳の若いチョロク(ソン・ガン)と出会いチョロクがドクチュルのバレエの先生となり、またドクチュルはチョロクのマネージャーとなります。それを知ったドクチュルの家族は大反対。「いい年して恥ずかしい」「世間体が悪い」との理由で…。

何歳になっても夢を実現させることは本当に素敵だなあと思いました。また一生懸命であることがどれほど素晴らしいことかも。ドクチュルが家族にもチョロクにも励ましの言葉をかけ、自分はいつでもあなたの味方だよとの声をかけ、思いやりの言葉をかけて、ドクチュルの家族にもチョロクにもじわじわと影響を及ぼしていきます。みんな悩みを抱えていて、それぞれの悩みが少しずつ解けいい方向へと進んでいく過程に結構泣けました。思いやりのある励ましの言葉が、どれほど人の心の糧となるのかがこのドラマではよく表されていました。言葉掛け一つで人の人生が変わってしまう、それほど言葉の持つ威力の偉大さ。チュロクは確執ある父との仲をいいものに軌道修正し、怪我をしても次回のコンペを見据えて練習に励むことを覚え、ドクチュルがアルツハイマーであることを知った後ドクチュルを支え始めます。また毎日ビリヤード場に入り浸ってことある毎にチュロクに突っかかっていたチュロクの悪友も、ドクチュルとの出会いで一度諦めたサッカーを再開。目を輝かせて生き始めます…。

ソン・ガンくん、初めて観ました。まるで漫画から出てきたような顔。ちょっとSF9のロウンくんにも似てる顔だと思いました。長身で顔が小さくて手足が長くバレエを舞っている彼の姿はとっても美しく、たくさん練習したのでしょうが素晴らしいと思いました。本当のバレリーナのようで惚れ惚れしました。また脇を固める知っている顔も結構出ていて「ただ愛する仲」のハルモニ役のナ・ムニさんがドクチュルの奥さん役、「ミセン」の女次長役のシン・ウンジョンさんが長男の嫁役、「K2」のアンナの父役のチョ・ソンハさんがチョロクの父役、「100日の朗君様」のホンシムの養父役のチョン・ヘギュンさんが長男役、「恋するレモネード」で清掃員役のキム・スジンさんが長女役。そして何といってもびっくりするおまけがソ・イングクくんがカメオ出演。バレリーナ役で事務所に顔を出す役でした。楽しすぎて嬉しすぎでした。

いいドラマを観れて大満足です。ソン・ガンくんのバレエの舞いの美しさと、ハラボジのドクチュルの夢を叶えるのに遅いということはないという強いメッセージ。お勧めです。naonaoお勧め度★★★★★[王冠]

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。

by naonao (2022-01-20 18:05) 

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