恋愛体質～30歳になれば大丈夫

韓国ドラマ「恋愛体質～30歳になれば大丈夫」(Be Melodramatic)を観ました。

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2019年の作品。IMDb評価は8・2。30歳代女子の本音を語ったラブコメ。セリフが多く言い回しが回りくどく感じることがあり、途中挫折しかかりました。個人的には苦手かもと思いながら観ていたのですが、だんだん観てるうちに後半くらいからこのドラマの良さがわかり、ちょっと笑え楽しくなってくるドラマでした。

ドキュメンタリー監督のウンジン（チョン・ヨビン）は恋人を亡くしてからずっとその恋人がいないにも関わらず彼の影を追いまるで彼と一緒にいるかのように振舞わっているため、友達で脚本家のジンジェ（チョン・ウヒ）とその弟ヒョボン（ユン・ジオン）、友達でシングルマザーでドラマ制作会社のチーム長ハンジュ（ハン・ジウン）とその息子で一緒に皆で暮らし始めます。ジンジェはドラマ監督のボムス（アン・ジェホン）と恋仲になり、ハンジュは後輩のジェフン（コンミョン）から好意を寄せられ、ウンジンは徐々に亡くなった彼氏のことを現実として受け止めていくようになりますが…。

ウンジン役のチョン・ヨビンさんが「ヴィンチェンツォ」でぶっ飛んだ弁護士役だったのでまた違った演技を観られたのは良かったです。それとソ・ガンジュンくんの仲間のコンミョンくんが期せずして出ていて、初めから唯一の癒しでした。コンミョンくんが恋人とうまくいっていず、会社の先輩役ハン・ジウンさんを慕っていつも一緒にいるので何となくこの二人がカップルみたいで。彼らが一番好ましかった。主役のアン・ジェホンくん、「サム・マイウェイ」でも出てたけど全然ハンサムじゃないので（失礼）全くときめくことができず、そのためその相手役のチョン・ウヒさんとのカップルも素敵に見えず。だから余計に序盤はのめり込めなかったです。

必ずドラマの最後にドラマの中で使われた言葉がト書きになって紹介されるのですが、その言葉も微妙に心に刺さらなかった。「天気が良ければ会いに行きます」では主人公ウンソプの日記の言葉が、また「ロマンスは別冊付録」では主人公ウノや彼女ダニの日記の言葉がやはりドラマの最後に紹介されそれぞれとっても素敵な言葉だったのに。そこが残念。楽しかったのはドラマのセリフに「トッケビ」「チョン・ジヒョン」「パク・ボゴム」「インターステラー」「ミセン」「イム・シワン」「ヒュー・グラント」「パク・ソジュン」「チョン・ギヨン」「ナム・ジュヒョク」「チョン・へイン」「ヤン・セジョン」「コン・ユ」「コンミョン」「村上春樹」「私の国」「カサブランカ」"Here's looking at you,kid（きみの瞳に乾杯）"…など知ってる俳優さんや好きな映画、ドラマ、作家、セリフが色々出てきたこと。チョン・ソミンちゃんもカメオ出演していたこと。まあ後半くらいから登場人物が少しずつ好きになり、クスっと笑えるようになり、そんなに悪いドラマでもないかもと思えたのは良かったです。このドラマ独特の雰囲気に慣れるのに、ちょっと時間がかかりました。naonaoお勧め度★★★★

コメント 1

>nice！をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-05-24 14:40)