天才マックスの世界 [Wes Andersonウェス・アンダーソン]
アメリカ映画「天才マックスの世界」(Rushmore)を観ました。
1998年の作品。IMDb評価は7・6。ウェス・アンダーソン監督作品。青春ラブコメディ。
たくさんの課外活動部に入りすぎであれこれ活動に熱中するあまり、落第する危機にあるマックス(ジェイソン・シュワルツマン)。好きなクロス先生(オリヴィア・ウィリアムズ)がラテン語が無くなることを残念に思っていることを知り、復活に奮闘するマックス。街の会社社長ハーマン(ビル・マーレイ)とも大の仲良しだが、クロス先生をめぐっての恋敵でもある。時々お互いにいたずらをお互い仕掛けたりしてる…。
マックス役のジェイソン・シュワルツマンは「ダージリン急行」にも出てきますが、彼の母親がスタローンの映画「ロッキー」のエイドリアン役のタリア・シャイアで、フランシス・コッポラは伯父、ソフィア・コッポラやニコラス・ケイジはいとこだとのこと。ジェイソン・シュワルツマンもビル・マーレイもウェス・アンダーソン監督の映画には欠かせない存在になっていて、早い時期からずっと関わっていたのだと知りました。何本かウェス・アンダーソン監督の映画を観てると、出演者がある程度固定化していて、チームウェス・アンダーソンみたいな感じになっているのがまた楽しい感じです。
この映画ではいつもの際立った絵本感みたいなものがそれほどなく、マックスの個性がキラキラ輝いて、落第生だけれども一生懸命夢中になって行動していてる彼の行動力、そしてちょっとオタク感あってしかも父は医者だとか嘘を言っているけれど、憎めないやつっていうキャラが良かった。またハーマン社長がまるで子供みたいなところも面白かった。真剣にマックスといたずらをやりあっていたりで。naonaoお勧め度★★★★
>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-10-11 09:55)