メキシコのウシュマル遺跡 [旅の思い出・中南米編]
飽きもせず、メキシコの遺跡第4弾。ウシュマル遺跡はメリダから南へバスで1時間くらいの場所にある、こちらもジャングルの中にあるマヤ遺跡。プウク様式(幾何学模様や蛇、雨のモチーフで過剰に装飾した彫刻の石を組み合わせているの)が特徴です。
一番目立つ魔法使いのピラミッド↓は38mで118段の階段があります。石段の幅は狭く、急斜面を昇らないといけません。ここの遺跡でも人がこんなに小さく、まるでアリンコ。ここまで来たらいつものように昇ります。
小人が一夜の内に造ったという伝説から名づけられましたが、実際には全部を300年もかけて造られてます。
上↑の魔法使いのピラミッド頂上に息を切らして、到着。こちらは↓その頂上から眺めた尼僧院。蛇神のククルカンと雨神チャックのレリーフが目立ちます。
マヤ遺跡はどうしていつもこんなジャングルの中に造ってたのでしょうこの日も汗だくです。ジャングルは湿度が高いのです。でも時々そよぐ風が気持ち良かった。
こちらは↓総督の館。貴族の住居とか行政府だったと言われてるが実際はまだどんな風に使われていたかはっきりわかってません。中にはたくさんの部屋があります。
こじんまりして↓(2時間くらいで歩き回れます)素敵な遺跡でした。
前回の記事のチチェン・イツアー遺跡はマヤ最大級の遺跡だったのでとても2時間くらいでは廻りきれないので(丸一日を考えたほうがいい)そこに滞在したい人のために遺跡内にはホテル3件くらいあるようですが、ここウシュマル遺跡にも遺跡内にホテルがあり、じっくり観て回りたい人にはお勧めです。でもたった1時間でメリダに行ってしまうし、メリダに滞在する意義は大きいので(バケーリヤが毎晩見れるのは素敵=関連記事はこちら)メリダ起点に私は動いていました。ただし、夜にはチチェン・イツァー遺跡同様、ここウシュマル遺跡でも光と音楽のショーが行われているのでこれを見るのも一考かも。
ヨーロッパの教会巡り、タイのワット(寺)巡りに並んで、メキシコの遺跡巡りもだんだん飽きてきそうなのですが、メキシコの遺跡はそれぞれにそれぞれの味があり、私としては飽きもせずかなり楽しめました。ジャングルの中にあったというのも良かったし、エジプトのピラミッドと違って、どこも頂上まで昇れるというのも大きな魅力でした。高いところに昇ってボッーとすると、世界が違って見えてきます。高いところには何でも昇れ、ですね。