記憶～愛する人へ～

韓国ドラマ「記憶～愛する人へ～」（Memory）を観ました。

記憶~愛する人へ~ スペシャルプライス版コンパクトDVD-BOX1<期間限定>

• 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
• 発売日: 2018/12/05
• メディア: DVD

記憶~愛する人へ~ スペシャルプライス版コンパクトDVD-BOX2<期間限定>

• 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
• 発売日: 2018/12/05
• メディア: DVD

2016年の作品。IMDｂ評価は8・0。ヒューマンストーリー。「ミセン～未生」のオ課長役のイ・ソンミンさんと「ただ愛する仲」のガンドゥ役イ・ジュノ（２PM)くんが出ているので観ました。結構泣けました。素晴らしい脚本と俳優陣の演技力で特にイ・ソンミンさんの演技力にはただただノックアウトされました。

弁護士のパク・テソク（イ・ソンミン）はアルツハイマーを宣告されます。初婚で子供を交通事故で失ったその悲しみがまだ実は癒えてはいず、アルツハイマーが進んでいく中10年も経ってその事件が明るみになっていきます。また父との犬猿な仲や、家庭を顧みないできたために息子が荒れていたり妻も不眠症になり、そんな中生活の隅々にまでアルツハイマーが忍び寄り、仕事先でも秘書（ユン・ソヒ）や後輩のチョン弁護士（イ・ジュノ（２PM))に何となくおかしいと気づかれ気遣われます…。

「ミセン」を観て以来イ・ソンミンさんの出てるドラマも観たいと思いつつ、あれやこれや観たいものが山ほどあり、このドラマの存在も知っていましたがそのままにしてました。でも今回ジュノくんを観たいと探した中にまたこのドラマが引っかかったのでいいタイミイングで観ることができたなあと嬉しいです。観始めるとかなりのめり込み泣けて泣けて仕方なかったです。イ・ソンミンさん演じる弁護士にアルツハイマーが忍び寄り、財布鞄を忘れ、家への道、裁判所への道がわからなくなり、約束を忘れ、元妻の家に帰って普通にベッドで寝て、最後には自分の家のトイレの位置までわかなくなりと、一つ一つがリアルでした。過去と現実が混ざり幻覚も見え始めてと、途中から様々な事件との絡みもあってサスペンス風になり引き付けられました。ハラハラドキドキしたあと、しんみりして涙をそそるの繰り返しで。「ミセン」のオ課長のイメージが強いイ・ソンミンさんはやはり演技力あって、脱帽でした。素晴らしいの一言に尽きます。「無限に挑戦」のバラエティ番組でチャン・グレ役のイム・シワンくんと共に出ていたのもいいタイミングでした。肝心のジュノくんは部下の弁護士役で最初はすぐに事務所を辞めるつもりでしたが、上司のパク・テソク弁護士（イ・ソンミン）がアルツハイマーになりどんどん変わっていく中で彼を支えようと思うようになり、最後はパク弁護士の独立した事務所に一緒についていきます。颯爽として弁護士役がとっても似合ってました。また秘書役のユン・ソヒちゃんとの恋の駆け引きみたいなものも楽しく、二人がパク弁護士を支えるチームとなるそのチーム力に温かいものを感じました。パク弁護士の妻ヨンジェを演じたキム・ジスさんがまるで天使のようで夫を支えるすごく素敵な妻役でした。2006年に彼女の映画「チャーミング・ガール」の試写会が舞台挨拶付きだったので来日したキム・ジスさんを生で観てました。もうほとんど忘れていましたが、やはりブログに残しておくことはとっても大切だなあと思いました。ちなみに当時のブログはこちら→https://naoazucar.blog.ss-blog.jp/2006-09-09

脚本の中のセリフが素敵なものが多かったのですが、その中でも「毎日が奇跡」というフレーズが特に素敵でした。本当に毎日が奇跡。私の場合、韓ドラを能天気に観れる毎日が奇跡。そして「アルツハイマーになった今が一番幸せ」という言葉も良かった。昔でなく今が一番幸せという言葉。今をちゃんと生きている証拠。日本でこのドラマのリメイク版が2018年に作られ（中井貴一さん主演）この日本版にイ・ソンミンさんとジュノくんがカメオ出演したとのこと。探して観てみたいとも思いました。秀逸なドラマでした。お勧めです。naonaoお勧め度★★★★★

コメント 1

>nice！をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2021-09-15 19:40)