六龍が飛ぶ

韓国ドラマ「六龍が飛ぶ」（Six Flying Dragons)を観ました。

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• 発売日: 2018/12/19
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2016年の作品。IMDb評価は8・9。朝鮮王朝建国期の動乱の時代を描く時代劇。たくさんの賞を獲り評価が高く、知ってる俳優さんがたくさん出ているので観たいと思っていました。 50話と長かったのですが、見応え十分で面白かったです。

高麗をつぶして新しい国、朝鮮を作りたいと自然に集まった六人＝六龍たち。一番目の龍はイ・ソンゲ（チョン・ホジン）で武将で弓の達人、最初の朝鮮の王になった。芳遠・バンウォンの父でもある。二番目の龍は三峰・サンポン（キム・ミョンミン）でイ・ソンゲの策士。芳遠・バンウォンの師匠でもある。三番目の龍は芳遠・バンウォン（ユ・アイン）。朝鮮第三代の王となる。四番目の龍はイ・バンジ（ピョン・ヨハン）。プニの兄で三峰・サンボンの護衛武士。五番目の龍はプニ（シン・セギョン）。芳遠・バンウォンの恋人でもあり、六龍で唯一の女性。六番目の龍はムヒュル（ユン・ギュンサン）。芳遠・バンウォンの護衛武士で、のちの内禁衛長（国王の護衛長）となる。この6人を中心に物語が進んでいきます。最初は志を一つにして新しい国のために動いていたのに、いつしか芳遠は三峰から離れ、そのため芳遠を守るムヒュルと三峰を守るイ・バンジも敵対状態となり、恋人状態であったプニも芳遠から離れ、かつては敵であった寺の住職やムミョンという団体も芳遠側についたりと、昔の友が今の敵、昔の敵が今の友となるその混乱ぶりが実に面白かったです。前半のムヒュル演じるユン・ギュンサンさんの笑える演技が特に楽しくて、また芳遠演じるユ・アインさんやイ・バンジ演じるピョン・ヨハンさんが特に格好良かったです。6人それぞれのキャラが魅力的なことはもちろん、他にも魅力的なキャラが多いドラマでした。お姉言葉連発で剣術氏のキル・テミ（パク・ヒョックォン）がまた強烈で可笑しかった。兄のキル・ソンミ役の二役演じたパク・ヒョックォンさんがあっぱれでした。イ・バンジの初恋の相手で三峰・サンボンの同士のヨニ（チョン・ユミ）、また女性でありながら剣術に長けたチョク・サグァン（ハン・イェリ）も女性でありながら格好良かった。（もちろんプニも）他にも知っている顔の役者さんたちが多くて、「刑務所のルールブック」のキム・ヘスさんがイ・ソンゲの弟分役や「キミはロボット」のコン・スンヨンさんが芳遠の妃役、子役のナム・ダルムくんが、芳遠の子供時代と芳遠の三男で4代目の王、世宗役などなどたくさん出てました。特に驚いたのは花事団・ファサダンの主のチョヨン役のユン・ソナさん。もう20年くらい前に日本のバラエティー番組にもよく出演していたそのユン・ソナさんでした。この顔どこかで観たことあるなあ、何の韓ドラで観たのだろうと調べたら、韓ドラで観た顔でなく昔バラエティで活躍してたタレントのユン・ソナさんだとわかりました。もうびっくり。

建国までの動乱の中でたくさんの人の血が流れ、たくさんの涙が流れてやっと建国できたその苦労。それぞれの立場で守りたいもの、大切にしたいものが違い、時は流れ世代が変わってやっと少しはいい時代へと進んでいく感じがうまく表現されていたドラマでした。ユ・アインさん演じた芳遠は「私の国」ではチャン・ヒョクさん演じる李芳遠・イバンウォンであることを知り、両方ともフィクションが少し混ざっているとはいえ、面白いなあと思いました。naonaoお勧め度★★★★★

コメント 1

>nice！をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2022-06-13 19:35)