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世界の涯ての鼓動 [アメリカ映画 恋愛]

アメリカ、イギリス、ドイツ、スペイン映画「世界の涯ての鼓動」(Submergence)を観ました。

世界の涯ての鼓動 [DVD]

世界の涯ての鼓動 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: DVD

2017年の作品。IMDb評価は5.4。恋愛スリラー。「ベルリン天使の詩」「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヴィム・ヴェンダーズ監督作品。ジェームズ・マカヴォイやアリシア・ヴィキャンデル主演なので観てみましたが、残念ながら今一つだった。主演二人が素敵なのに何とも惜しかった。

ジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)はMI6の諜報部員ですぐにでもソマリアに派遣される。表向きは水のないところに水を配給する仕事をしていることになっている。ダニー(アリシア・ヴィキャンデル)は生物数学者で海底の生命体をさぐるために近々潜水艦に乗り込む。この二人が海岸線の美しいノルマンディのホテルで出会い、恋に落ちる。連絡の取れないジェームズを心配しながら、ダニーもまた潜水艦に乗り込み海底で一時電気系統がおかしくなり命の危機に見舞われる。ジェームズはその頃ソマリアでアルカイダに捕まり監禁されたり暴力を受けたり。そしてイスラムへの改宗を迫られていた。最後は悲しくもジェームズはヘリからの爆弾を受け、海で亡くなってしまう…。

ノルマンディの海岸線、グリーンランドの緑色鮮やかな絶壁の風景が美しかった。またジョン・ダンの詩の朗読は良かった。ヘミングウェイがタイトルに使った「誰がために鐘は鳴る」。「個人は人類の一部であり、他の人の弔鐘はあなたにも鳴っている」「遠い彼の地で鳴った鐘は誰かのためのものではない。他ならぬ私にも向けられたものだ」といったような詩。

ストーリー展開が微妙であまり感動がなく、脚本とかが今一つだった。深みが感じられなかった。せっかくジェームズ・マカヴォイとアリシア・ヴィキャンデルを使っているのに残念。そういえばジェームズ・マカヴォイを生で観たことがありました。2008年の「WANTEDウオンテッド」のために来日してレッドカーペットを歩くジェームズ・マカヴォイを観たのでした。もう15年も前だなんてびっくりです。その時の記事がこちら→https://naoazucar.blog.ss-blog.jp/2008-09-03 ブログを書いていなければ一体いつのことなのかもわからなくなっていたでしょう。やはり備忘録として書き続けることが大切だと思うのでした。「ペネロピ」「つぐない」「ラストキング・オブ・スコットランド」など彼が出てた映画は秀作が多いのに、この映画は残念だった。naonaoお勧め度★★★

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naonao

>nice!をいただき、皆様ありがとうございます。
by naonao (2023-11-09 14:25) 

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