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幸せのポートレート [アメリカ映画 恋愛]

アメリカ映画「幸せのポートレート」(The Family Stone)を観ました。

幸せのポートレート <特別編> [DVD]

幸せのポートレート <特別編> [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
  • 発売日: 2010/06/25
  • メディア: DVD

2005年の作品。IMDb評価は6・3。クリスマスの時期にピッタリのラブコメ(私自身はクリスマス時期に観ました)クリスマスに家族が集う家族とそのメンバーの恋愛事情。サラ・ジェシカ・パーカーが空気読めない女として出てきて彼氏の家族からの嫌われ役という設定が面白かった。彼女もそんな役をやるのね、と思った。レイチェル・マクアダムスが次女役で彼女を嫌ってる役だったけど相変わらずキュートだった。ダイアン・キートンの母役(最後亡くなってしまってるけど)はとっても存在感あって良かった。

キャリアウーマンのレメディス(サラ・ジェシカ・パーカー)はクリスマスの日にエヴェレット(ダーモット・マローニ)の家族に紹介されるため、一緒に彼の家へ。しかし父と母(ダイアン・キートン)のほか、身重の長女、酒とマリファナ好きの次男ベン、レメディスをあからさまに嫌っている次女エイミー(レイチェル・マクアダムス)、同性の黒人彼氏がいる三男の家族で、レメディスとは全く波長が合わない家族でその家族の中にいるとレメディスだけがやけに浮く存在でした…。一体最後どうなるのだろうと思っていたけれど、絶対に現実世界ではこんなことありえないでしょうと思う展開でした。でもそこはラブコメなので許容範囲です。レメディスとエヴェレットのカップルは解散。レメディスと次男ベンがカップルになり、エヴェレットとレメディスの妹ジュリーがカップルになり、エイミーは幼馴染とカップルに。ちょっとドタバタ。ありえないけど波長があった人同士が一緒になるというのは当然のことで、それがかなり短時間にカップルになったということ。これもありでした。翌年のクリスマスには、三男のゲイカップルは養子を取り、身重だった長女は子供を産んで、お母さんは亡くなっていました。一年経っての変化にちょっとしんみり。

映画の中のテレビに映るジュディー・ガーランドが歌うHave Yourself a Merry Little Christmasの曲がとっても良かった。クリスマスの歌の中でもこの曲は大好き。「若草の頃」(Meet Me in St.Louis)という映画の中で歌ってたシーンのようで、機会があったらこの映画も観てみたい。naonaoお勧め度★★★★

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ハリウッド・スキャンダル [アメリカ映画 恋愛]

アメリカ映画「ハリウッド・スキャンダル」(Rules Don't Apply)を観ました。

ハリウッド・スキャンダル(字幕版)

ハリウッド・スキャンダル(字幕版)

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2017/08/09
  • メディア: Prime Video

2016年の作品。IMDb評価は5・7。ハワード・ヒューズを軸に繰り広げられる、彼のお付きの運転手と女優の恋愛模様。ウォーレン・ベイティが監督、脚本、製作、出演と大活躍。

父から莫大な遺産を若くして受け継いだハワード(ウォーレン・ベイティ)は今や大富豪で、映画製作、飛行家、政治家にもパイプを持ち、女優の発掘に余念がない。ハワードに運転手として雇われたフランク(オールデン・エアエンライク)と女優の卵としてハワードの下にやってきたマーラ(リリー・コリンズ)は毎日顔を合わせるうちに、徐々に距離を縮めていくが、運転手と女優との恋愛は固く禁じられていた…。

ハワード・ヒューズが人目を避けて薄暗い部屋で人に面会したり、31のバナナナッツアイスクリームに固執していたり、LAからラスベガス、アカプルコ、ロンドン、ニカラグア、マナグア…と世界のあちこちへと時にビジネス時に憂さ晴らしで転々とし、酔ったマーラにいきなりプロポーズして指輪を送り一緒に一晩寝た翌日に、彼女を置いて一人さっさとラスベガスに飛んで別の女優と結婚したり…という破天荒で独特な人物像が、際立っていました。最終的にはマーラがハワードの子供を授かり、何年かしたあとマーラとその子供がハワードのところにやってきて、マーラとフランクが再会するとフランクはハワードの側近を辞め、マーラと共にそこを立ち去る最後でした。マーラが何回か歌う'Rules Don't Apply'~フランクがマーラに言った言葉で、「そのルールは君には当てはまらないから」と彼女を励ます内容の歌がとても素敵でした。邦題は「ハリウッド・スキャンダル」ですが、Rules Don't Applyのほうがこの映画にぴったりで、またリリー・コリンズの太い眉毛が印象に残る映画でした。

大昔に観た「草原の輝き」のウォーレン・ベイティがとっても格好良かったことを思い出します。この「ハリウッド・スキャンダル」では御年79才になっていて、まだ現役で働いているのが凄いと思いました(もう6年前の映画ですが)。お姉さんのシャーリー・マクレーンに目が相変わらずとっても似ていると思いました。naonaoお勧め度★★★★

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(500)日のサマー [アメリカ映画 恋愛]

アメリカ映画「(500)日のサマー」((500)Days of Summer)を観ました。

(500)日のサマー [Blu-ray]

(500)日のサマー [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2018/06/02
  • メディア: Blu-ray

2009年の作品。IMDb評価は7・7。ラブロマンス。ハッピーエンドでなかったし、女の子が男の子を振り回している感じで男の子が気の毒だったけれど、ポップな音楽を使い全体的に可愛らしく映像が素敵な映画でした。途中ホール&オーツのYou Make My Dreams Come Trueの明るいポップスに載せて大勢でいきなり踊りだしたり、可愛いアニメが出てきたり、車のガラスに映った顔がハリソン・フォードのハン・ソロだったり、映画「卒業」の映像やサイモン&ガーファンクルのBookendの曲など流れたり、そういうことが楽しかった。イギリスのバンドのザ・スミスがの曲なんかも知っていればもっと楽しめたかも。

トム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)はグリーティングカード会社で働いていたが、そこに新人の女の子サマー(ズーイ・ディシャネル)がやって来る。彼は彼女に一目惚れ。彼は距離を縮めたいが、彼女は「裏切られたり傷つけられたりするから恋人は要らない」という。今が楽しければそれでいいじゃん、という感じ。それをうやむやにしたままずるずると付き合い始めるトム。そしてデートを重ね、サマーの部屋にも遊びに行って深い話もできたと思ったトムだが、サマーは急に婚約をしたと話をするのでした。そしてトムはつまらなかった会社を辞め、もともと興味のあった建築のほうへと仕事を転職し、面接で出会ったオータムという女の子と知り合うという終わり方でした。

500日間を前後しながら見せ、恋愛にありがちな二人の熱量の違いみたいなものを見せた映画でした。トムの一喜一憂する心情が繊細に描かれていました。トムが優男で草食系で、その正反対のサマーに振り回されてる様が気の毒すぎて、彼には幸せになってほしいなあと思いました。好きになった方が振り回されてしまいがちなのは世の常で仕方がないことなのかもしれませんが、それにしても振舞わされてた。主役の二人の配役はピッタリで良かったです。サマーがちょっと小悪魔的に見えました。またトムの妹役で恋愛を指南するおませな役にこれまたピッタリなクロエ・グレース・モレッツちゃんが出てました。いつ見ても彼女はキュート。可愛すぎました。naonaoお勧め度★★★★★

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セイフ・ヘイブン [アメリカ映画 恋愛]

アメリカ映画「セイフ・ヘイブン」を観ました。

セイフ ヘイヴン [Blu-ray]

セイフ ヘイヴン [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2017/03/15
  • メディア: Blu-ray

2013年の作品。IMDb評価は6・8。「きみに読む物語」の原作者ニコラス・スパークスの原作による映画とのことで、「きみに読む物語」(IMDb評価は7・8)が大好きだったので、少し評価は劣るけれどこの映画も観てみました。最後のエピソードがとても光っていてこのエピソードがあるこそ素敵でした。

アル中のDV男から逃れるために小さな街にやってきたケイティ(ジュリアン・ハフ)はシングルファザーのアレックス(ジョシュ・デュアメル)と親しくなり恋に落ちる。ところがそのDV男はケイティを殺人犯として指名手配し、それをアレックスに知られてしまう。そして街を挙げての祭りのときにそのDV男が追ってきてケイティの身に危機が…。

初めはサスペンス、そして最後はファンタジーでハッピーエンドです。ファンタジーの部分が素敵すぎた。ケイティは新しい街に来て隣人の女性とすぐに親しくなるのですが、隣人の友人はしばらくするとこの街を去ります。その頃にはアレックスとケイティはカップルになっていて、ケイティはアレックスからアレックスの亡き妻の新しい彼女宛ての手紙を渡されるのです。アレックスの亡き妻は子供の成長に合わせて手紙を残し、アレックスの新しい彼女宛にも手紙を書いていました。ケイティがもらった手紙には、アレックスの元妻の写真も添えられていたのですが、それはこの街にやってきてすぐに親しくなった隣人と同一人物でした…。

「きみに読む物語」は号泣したので、それと比べるとかなり劣りますが、それでも観れて良かったです。

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ビフォア・サンセット [アメリカ映画 恋愛]

「ビフォア・サンセット」を観ました。



ビフォア・サンセット [DVD]

ビフォア・サンセット [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



2004年のアメリカ映画。1995年の「ビフォア・サンライズ 恋人たちの距離(ディスタンス)」の続編。その9年後を描く。ヨーロッパの長距離電車で知り合い、ウィーンで下車して朝まで一緒に街を歩き回った二人。そしてその半年後に再び会う約束をした二人。一体その後どうなったのか?半年後の約束は果たして果たせたのか?


ジェシー(イーサン・フォーク)はセリーヌ(ジュリー・デルピー)との出会いを描いた本を出版し、作家としてパリを訪れ、書店でイベントに出席します。その会場にセリーヌが現れ、9年ぶりの再会を果たすのです。祖母が約束の日に亡くなり、約束のウィーンに行けなかったセリーヌ。そして約束通り行ったジェシー。二人は電話も住所も苗字も聞かないで別れたばかりに、丸々この9年間は会えずじまいでした。


そして今や結婚し息子ができ、作家として生きているジェシー。また戦争写真家の彼を持ちほとんど家に戻らない彼を待ち、環境問題に取り組む仕事をしているセリーヌ。二人は話すうち同じ時期をニューヨークで過ごしていて、すれ違っていた可能性が高いことを知ります。そしてお互いがそれぞれ幸せでないことを知っていきます。


前作でも二人の息はピッタリでしたが、この作品でも二人の息は本当にピッタリでした。次から次へと話が止めどなく時には冗談めかし、笑い、時にはしんみりと涙が出そうになったりと。本当に自然で、全然演じてるという感じがなくて。ただ前作より9年の年月が経った分だけ人生が進んでもっと深みや重みが出て、勿論二人もそれなりに老けたけれど、それがとってもいい感じに熟成されていて。二人に残されたジェシーが出発する夕暮れまでのたった85分間、リアルタイムにパリの街を廻り、そして最後は「飛行機に乗り遅れるわよ」とセリーヌがジェシーに言って映画が終わってしまうので、その後の二人の行方がまたもや気になりました。ウィーンをパリに舞台を移しても、そして限定された時間内というやはり同じような条件での二人の話はつきませんでした。会ってから半年後にちゃんと再会できていたらきっと違った人生があり、また電話番号を交換でもしてたらきっと違った人生があったはずなのに、それをいっても詮無いけれどそれができていなかった2人の人生が切なくて、胸が痛かったです。あの時ああしていれば、こうしていれば、こうなっていたら、ということが、本当に切ないですね。


素敵な恋愛映画で、続編も観れて良かったです。


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